春の嵐 | YOUの備忘録

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65歳を過ぎ、42年間のサラリーマン人生を最終卒業しました。 只今、アルバイト探しのプー太郎毎日です。(^^) 自由気儘な温泉旅行と呑み食べを楽しみに、日々韓国ドラマをたのしんでまーす。 気が向いたら、またブログを再開するまで、暫し骨休み〜(^_-)

今朝のニュースでは、今日は「春の嵐」だろうって言ってた。
今の時間になると、まったくだったなぁ~って思うくらいの、雨風だったよ。

今年は早くから黄砂が舞ってきてたから、春は近いなぁーって感じてたんだけど、よーやく来てくれた。
次は長いこと晴れの天気予報があったら、その前に車を洗ってやろう。

こんな日だから、勿論、月も星も見えないけど、春の星座の神話・第二弾いくね~。

 《おとめ座の神話 ~恵みの春を招く女神~》
   おとめ座はいかにも春の星座にふさわしい名を持っています。
   ギリシャ神話では大地に豊かな恵みをもたらす農業の女神デメテールが、左手に麦の穂をたずさ
   えた姿だと言われています。
   デメテールは穀物や野菜、果物、花など、大地から伸びるものは全て、湧き出る泉までも支配
   していました。

   女神には大神ゼウスとの間に美しい娘ペルセポネーがあり、2人は地中海のシチリア島で幸せに
   くらしていました。
   ある時、ペルセポネーは友達と花を摘んでいて、水仙の花に目を奪われました。
   その水仙は1本の根から出て100もの花をつけた華やかな物でありました。
   彼女が早速手を伸ばし水仙を取ろうとすると突然大地が裂け、地下から黒い馬車が表れました。
   馬車には死者の国の王プルトーンが乗っていました。
   彼は驚くペルセポネーをとらえ、地下へ連れ去りました。
 
   ペルセポネーは大声で叫んだけれども、神々は助けようとしませんでした。
   プルトーンは兼々ペルセポネーを妻にと望んでいましたが、母のデメテールが許してくれそうに
   無かったのです。
   そこで強引な手段に出たのでした。
 
   そんなこととはしらないデメテールは、娘の行方を必死に探しました。
   しかし1人としてペルセポネーのことを教えてはくれませんでした。
   9日間の間、女神は地上をさまよい歩きました。
   そしてついに娘のベルトを見つけだし、プルトーンのしわざと知りました。
   事実を隠したシチリアの人々と神々を激しく憎んだデメテールは、大地に撒かれた種が芽生えな
   いようにしてしまいました。

   人々が飢え、神々への貢物も失うと恐れた大神ゼウスは、ペルセポネーを母の下に半年だけ返

      すよう、プルトーンに命じました。
   ペルセポネーが地上に帰ると植物は一斉に芽を吹いたのです。

   残りの半年間を彼女は地下で暮らします。
   その間、植物は成長を止め地上は冬になりました。
   四季の変化はこの時からおきたと伝えられています。
 
   娘を探して放浪する途中、デメテールはアテネの北西にあるエレウシスの領主の世話になってい
   ました。
   そこで女神は領主の息子のトリプトレモスに麦の穂を与え、諸国に広めさせたと言います。
   エレウシスには、デメテールの壮麗な神殿の跡が残っています。

ちょっとだけロマンティックで、結構リアリズムで、それでいてオレがその場をあたかも見ていたような
錯覚に陥る、本当の神話だね。

今のオレの周り、全てが錯覚でもイイかなぁー。
神話なら尚、イイのかもしれない。
夢でもイイかもしれない...。

春の夜の一夢、一夜だけのオレだけの物語、ハッピーエンドがイイなぁ~・・・。