こんにちは。サラです
いかがお過ごしですか?
今日は、がん治療薬で有名な製薬会社である、
ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)の、
2021年第2四半期の決算発表(2021年7月28日付)、
一部、売却して利確(2021年7月29日付)
配当金が入金された(2021年8月3日付)
そして、”エーザイ(4523)とのコラボって何だろう?”
に関する話題です。
まずは、決算発表からチェックしていきます
今回の結果は、
よかった
です。
〇決算発表の結果
売り上げ : 11.073B USD (+3% YoY) /市場予想 11.269B USD
一株利益(EPS) : 1.93USD (+18% YoY) /市場予想 1.89USD
売り上げ、一株利益(EPS)共に、市場予想を上回りました。
前回の決算は悪かっただけに、今回の内容はほっと一安心、という感じでした。株価はアップダウンしながらも、決算発表後、52週高値を更新しています
※前回の決算発表に関する記事はこちら→
※会社発表IR資料より抜粋
マイナス材料としては、2021年通期の一株利益(EPS)の会社予想が下方修正されました。
これまでの予想 3.18 -3.38USD
今回出された予想 2.77 - 2.97USD
※会社発表IR資料より抜粋
〇エーザイ(4523)とのコラボって何だろう?
決算発表の資料を見ると、Q1 2021Performanceの資料内、Business Developentのところに、
Licensed anti-TIGIT bispecific antibody program w/ Agenus & FRα ADC collab w/ Eisai
と、ありますね
ちょっと調べてみたところ、これは、
先日、アルツハイマー病治療薬で話題になっていた、”エーザイ(4523)”と、独占的提携を結んだ、
そうです。
ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)のニュースリリースでも発表されていました。
※会社発表資料より抜粋
この内容を読んでも、英語のせいなのか、薬の名前のせいなのか、よく理解できないので、日本語ページのエーザイ(4523)ホームページで確認してみます
※会社発表資料より抜粋
なるほど、さすが、日本語だとわかりやすいでわかりやすいですね
ポイントを、下記3つにまとめます
1.契約概要
エーザイ(4523)とブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)が、
エーザイ(4523)創薬の、”抗体薬物複合体 MORAb-202”について、
独占的戦略的提携契約を締結。
2.対象領域
抗体薬物複合体 MORAb-202というのは、子宮内膜がん、卵巣がん、肺がん、乳がんが対象
3.金銭的なこと
ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)は、エーザイ(4523)へ、契約締結時に一時金 6.5億USDを支払う。これは、この件の研究開発費として使われる。
今後、エーザイ(4523)は、開発・販売などの達成状況により最大で 24.5億USDを受け取る
ちなみに、先日話題になっていた、エーザイ(4523)のアルツハイマー治療薬と、この契約は、何の関係もない、ということですね
〇株価チャート
こちらは日足チャート(水色)に、200日移動平均線(紫色)を足したものです。
昨年は、株価が大きく上下し、かなり低迷していました。ホールドしていても、ちょっと辛いなーと思いつつ、何とか忍耐強く保有を続けていました。
今年に入ってからは、株価はアップダウンしながら、ぐんぐんと上がり、現在は、52週高値を更新している、ところです。
〇株を一部利確
長い間、低迷していた株価が、ようやく大きく上昇し、52週高値更新、という水準まで来たので、しっかり利益を確保するため、持ち分の一部を売却しました。
平均取得値よりも、約14%UPでの利確、となりました。
※前回利確した際の関連記事はこちら→
〇配当額と配当利回り
[配当額]
0.49USD /4半期あたり
1.96USD /1年あたり
[配当利回り]
Bloomberg(ブルームバーグ)のサイトによると、
直近配当利回りは、 2.86%
です。
株価が上がってきているので、配当利回りとしては、3%以下、まで下がりました。
※前回、配当金が入った際の記事はこちら→
○今後の方針
この銘柄は、少々悩み中です。
決算も悪くはなかったのですが、今後積極的に買っていきたい銘柄か、というと、少々悩ましいところです
当面は、これまでの方針の通り、
今後も、継続して様子見
場合によっては別の銘柄に入れ替え、
としたい、と思います