30話 淳一 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

~side淳一~


太陽が沈んで暗闇の中、空に星は一つも見えなかった。


淳一はなにも見えない空を見ながら最悪だよな、そう呟いた。


告白。あれはすべてが予想通りに進んだ。


自分が告白をすれば綾音が戸惑うこと。


2人の関係がすべてなくなってしまうかもしれない。そう思った綾音は言葉を発することができなくなること。


背を向けて遠ざかろうとすれば、綾音は自分のもとに来るということ。


そして、綾音は告白を了承するということ。


綾音に対する罪悪感が募る。綾音の純粋な思いを利用した自分。


好きになった相手だからこそ、まっすぐに好きって言ってもらえるまで本当は付き合っちゃいけない。


友達を越えて、恋人になる。


そうなった2人は壊れるときは一瞬だ。


些細なことで亀裂が入って、修復する間もなく消滅する。


そんな脆い関係だからこそ、焦って手にしてはいけない。


・・・分かっていたことなのに。


それでも、過去を断ち切るために、こうするしなかった。


麻奈に振られて、部活を辞めて。勉強にも身が入らなくなっていた。


恋人がどうしても欲しかったわけじゃない。


けれど、忘れたい相手がいる。好きになった相手がいる。


そうなったときに、手に入れるべきだと錯覚してしまっていたんだ。




錯覚でも何でも、手に入れたことには変わらない。


昔からの友達が恋人になる。どうやって距離感を変えていけばいいのか難しい。


でも、相手が好きになってくれるように、頑張らなくてはいけない。


今度は失わないように。




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すいません。

昨日更新すると言ったのですが、昨日バイトが入ってしまいまして。

一日中、模試の試験官バイトをやってました。

悠太がやってたやつですww

綾音は現れませんでしたがw

それで、予告通り、今日も短かったですね。。

次回からまた通常の長さに戻ります。

明後日の水曜日です。

よろしくお願いします。