~side菜穂~
いつかいなくなってしまう。それはきっとそう遠くないうちに。
悠太はまだ・・・前の彼女のことが好きだ。
いつになっても菜穂の方を向いてくれない。
いや・・・向いてくれている。
けれど、それは意識をして、だ。
無意識に菜穂を向くことはない。菜穂はまだ一番じゃない。
・・・まだ?
永遠に。その言葉のほうが正しいかもしれない。
もう半年という歳月がたった。その間二人は一緒にいたんだ。
手をつないでキスをして。そこまでの関係になった。
それでも、悠太の気持ちに変化は見られない。
だから・・・思う。
悠太はいつかいなくなってしまうんじゃないかって。
嫌だ。と駄々をこねる自分に我儘だね、そう苦笑しながら言った。
菜穂は悠太に、代わりでもいいから。そう言った。
ほんとはいやだった。けれど、悠太を手に入れるにはそれしかなかった。
どうしても、悠太にそばにいてほしかったんだ。
・・・初めて好きになった人に。
嘘でもいいから、好きと言ってほしかった。
だから、「好きだよ」そう言ってもらえた時は幸せだった。
でも、人間は欲の深い生き物だ。
その幸せがかなったら、また新しい幸せをねだる。
今は・・・代わりとかじゃなく、本心から、好きだと言ってほしい。
けど、きっとそれは叶わない。
悠太を見ていればわかるんだ。
菜穂を見ながら他の人のことを考えていることぐらい。
「ねぇ、佐野君?」
「ん?」
「私のこと好き?」
「え、急になんだよ」
「いいから、答えて」
「好きだよ」
何の迷いもなく、悠太は答える。
・・・やさしいなぁ。やっぱり。
その優しさが・・・苦しくなるんだよ。
ブログ村がいまだにできません。
どうしようかな・・・。
後で挑戦してみます。
今日はめちゃくちゃ短いです。
たぶん次回も短いですw
結構遅れたので、更新はまた明日します。
明日は淳一編。
淳一、菜穂。この二人の気持ちを書きたかったので・・・。
あ、あともうけっこう終盤ですw
この話は短く終わらせる予定なので・・・。
また、明日!!
ぜひ見てください!!