72話 今度は。 | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

クリスマスイブに結ばれた私たち。


12月24日。


その日が私たちの記念日となった。


そして、正月。


二人で一緒にカウントダウンを迎えることはできなかったけど、一緒に初詣に行くことになった。


初めてだった。


恋人と初詣というのに行くのは。


初詣というと、基本的に親と。


それが私の中ではそれが普通だった。


だから今年も・・・。


とかそんなことを考えていた。


そんな中で、1月1日。


正午0時に送られてきた数多のメールの中で彼のメールがあった。


そのメールに初詣に一緒に行かない?っていうお誘いのメールがあった。


除夜の鐘を鳴らそうと寒空の下で順番待ちをしていた私。


毎年のごとく、寒さで不機嫌になっていた私だったが、そのメールで機嫌が良くなった。


お母さんからは「急にどうしたの?」


なんて言われたっけ。


薪で燃やされた木々が微かに私たちの体を温めている。


そんな微々たるものよりよっぽど温かい贈り物だった。


そういえば、裕哉さんからもメールが来ていたっけ。


「あけましておめでとう」


ただそれだけ。


すごい素っ気ないメールだった。


私は「あけましておめでとうございます」


と同じように素っ気ないメールで返した。


この時に感じた。


私と雄哉さんの関係は完全に終わったんだなって。


確証なんてものは何もない。


でも、そう思えた。


感じた。


声を聞いたわけでも、顔を見たわけでもないけど。


・・・これは言っていいのかわからない。


心のうちにとどめる想いだからいいってことにしよう。


私は今でも裕哉さんのことが好きだ。


隆弘と同じように。


でも、もう終わっている。


何もかも。


触れることもない、見ることもない。


あるのは昔の記憶だけ。


好きだと思っても仕方のない相手なんだ。


お互いの想いが近づいても、通じ合っても。


一緒になっても。


それが裕哉さんと隆弘のちがい。


決定的でどうしようもないものなんだ。


会えないほど遠い距離。


私たちには、未だ巨大すぎる人生が。


膨大とした時間が。


どうしようもなく横たわっている。


それを無視はできない。


強引に崩すことはできない。


従うしかない。


そんな障害たちは当たり前のようにそこにあり続ける。


だから、恋は選ぶもの。


人生の障害にならないように。


障害になる恋は無意味。


叶えてはいけない恋。


ならどうするべきか。


答えは一つだ。


家の前で待っていた私のもとに隆弘がやってきた。


「行こっか」


彼が私の手を握った。


「うん」


私はその手を握り返す。


この人と恋をすること。


大丈夫。


今度は間違えてない。


正しい選択をした。


坂本君の時とは違う。


だってこの人は・・・。


私の好きな人だから。



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話が進みませんww


先が気になってる方すいません。。


気長に読んでいただけると有難いです。


あと、71話少し修正しました。


納得いかなかったんでw


ストーリーに変化はありませんが少しはよくなったと思うのでお暇があったら見てください。


あ、見なくても何ら支障はありませんw