62話 おかしいだろ? | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

~side翔~


どうやら、台風は都会を迂回して、ピンポイントで北海道に直撃するらしかった。


しかも、かなり速いスピードで。


七夕である今日の午後辺りから大雨になるらしい。


昨日の天気予報とはずいぶん違う結果だこと。


夜から進路を変えたらしい。


「家壊れないかなぁ?」


木造建築の家。


それに少し脆い。


莉乃が心配するのも少しわかる気がした。


田舎ならでは。


都会ではそんな心配しない。


家が壊れるなんて心配は。


僕は、縁側に出て空を見上げた。


晴天・・・。


とはかけ離れた曇りだった。


今にも雨が降りそうだ。


「飛行機がもうすぐ止まるね」


莉乃が僕の隣に来て言った。


「そうだな。動くのは午前中までだな。まあ、使わないからどうでもいいけど」


「ごもっとも」


飛行機か。


僕はまだ数回しか乗ったことがない。


遠くに行くことがない。


北海道なんて、今までで一番遠い場所だ。


寒い地域。


旅行では行きたいと何度も思った。


だけど、こうやって暮らしてみると辛い。


都会がどれほど楽だったかを思い知らされる。


いや・・・。


北海道でも普通の生活の人は大丈夫なのだろう。


僕みたいな温室育ちの奴がこういうところに放り出されたときに辛いってだけで。


「翔、莉乃、ごはんできたわよー!!」


おばさんの声が聞こえた。


今日は農業を休んだらしい。


週に一度。


この日は、おばさんがご飯を作る。


「はーい!」


莉乃が返事をする。


「行こ?翔君」


「うん・・・」


*****************


午後になった。


しかし、なかなか雨は降らない。


「台風通り過ぎたのかな?」


冗談交じりで僕は梨乃に聞いた。


「ありえないでしょ。もうすぐ来るんじゃない?」


「ふ~ん・・・」


僕は、立ちあがって玄関に向かった。


「どこ行くの?」


「気分転換に散歩」


「もうすぐ大雨が降るのに?」


ありえない。


そんな顔をする莉乃。


うん。その表情は正解。


逆の対場だったら僕だって同じ顔をするだろう。


でも、こっちからしたらこれが正解。


七夕。


この日に僕は家でのんびりと過ごせない。


一番嫌な日。


打ちひしがれていたいんだ。


どこか・・・外で。


紗希の顔を浮かべながら・・・罪悪感に浸りたい。


こうやって自分を傷つけないと、壊れてしまうから。


心が。


「変わりもんだろ?」


僕は苦笑して、靴を履いた。


「本気?」


「本気。行ってくる」


僕は、扉を開けて家を出た。


風が強い。


雨が降る前兆みたいな感じだ。


もうすぐ大降りだろうか。


僕は、台風で電車が止まらないうちに、駅まで急いで向かった。


切符を買う。


何度か乗り換えを済まして、着いた場所は・・・。


札幌。


北海道で一番栄えていると思われる場所だ。


・・・僕の中でだが。


駅前は、思ったよりも栄えていた。


人が多い。


台風が来るっていうのに。


休日ということもあって、カップルが多かったりもしている。


僕は、1人で初めての札幌を孤独感とともに、探索する。





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えっと・・・。


こっから無理があるシーン連発です。


だけど、こうするしかなかったんです!!


やらないと終わらせられない!!


少し終わり方自分の中で納得いってませんが・・・。


時間もないので・・・。


次回作、夏休みだし、納得のいく作品を・・・!!


あと、三話。


よろしくお願いします♪