40話 一つになって | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

思った通り、すんなり入るものではなかった。


「痛っ!!」


悲鳴にも近い紗希の声。


「だいじょうぶ・・・?」


一瞬・・・抜いたほうがいいんじゃないかと思うほど。


「・・・うん。多分。それより、途中で抜くのやめてね?」


紗希は僕の心を読むかのようにそう言った。


「え?」


「ここまでしてやめる方がよっぽど嫌だから」


心が痛む。


普通はそうなんだよね・・・。


やっぱ。


麻衣・・・ほんとごめん。


「う・・・ん。分かってる」


僕はゆっくり・・・少しずつ奥へ奥へと入れていく。


「い・・・たっ!!」


紗希の眼から涙がこぼれ落ちる。


ここまでして・・・こんな痛い思いをしてなんでセックスという行為をしようとするのだろう?


なんてことを思う。


だけど、しなければいけない道。


何でかは分かんないけど、これが恋人であるという証。


昔から・・・。


僕らが生まれる遥か前から行われている尊い行為。


「翔・・・」


「・・・な・・・に?」


「もう少し・・・ゆっくり・・・」


「あ・・・うん」


そして・・・。


一番奥まで入った。


僕は、紗希に優しくキスをして


「痛くない?」


そう聞いた。


「・・・バカ。超痛いから」


涙目で僕の方を見る。


そして紗希は僕の首の後ろに手を回す。


紗希の体に覆いかぶさる僕。


「僕・・・重くない?」


「重くない。というより、そんなことより痛いし」


「・・・ごめん」


「謝ることじゃないでしょ」


「ありがとう」


「・・・少しずつ慣れてきたかも。動かして」


「わかった」


僕は腰を動かす。


少しずつ・・・。


ゆっくりと。


「ぁ・・・」


また紗希の甘い声が聞こえる。


僕は徐々に腰を動かすスピードを速くする。


「ン・・・ぁ・・・」


「紗希・・・」


「ぁ・・・」


紗希のいやらしい甘い言葉を聞くたびに僕の欲求が刺激されていく。



そして・・・。




「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」


お互いに息が荒くなっていた。


終わった後すぐのことだ。


「一つになれたね・・・」


紗希は嬉しそうに言った。


「そうだね」


僕も笑顔で頷いた。


2人が一つに重なった今日。


この日は僕らにとって忘れられない日になるだろう。


後悔はない。


紗希と一つになったことに対して。


僕らは兄妹に変わりない。


だけど・・・。


愛し合ってるのだから。


「翔・・・」


「なに?」


「大好きだよ・・・」


「うん・・・。僕も」


僕らは裸のまま抱きしめ合って・・・。


眠りについた・・・。





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また、18禁ですね。


この小説では多分これでラストですね。


もう、出てこないと思います。


2人は繋がってしまったわけですが・・・。


う~ん・・・。


って思ってる方も多いと思います。


これから、どういう展開になるんでしょうか?