~side翔~
やっぱり・・・辛いもんだな。
近くにいるのに話すことができない。
いっそ、遠くにいてほしい。
そんなことを思ってしまう。
「言うと思った」
呆れ気味な大介の表情。
「なら、なんでそんなアドバイスしたんだよ」
少しイラッとしながら言った。
「それで、丸く収まれば一番いいと思っただけ。収まんないなら・・・」
「収まんないなら?」
「他の女の子と付き合え」
大介は何でもないかのようにそう言った。
「好きでもない女の子と?」
「そう」
「そんなことできるわけないだろ」
僕は即答する。
「なんで?」
大介は、バスケットボールを人差し指だけで回しながら言った。
今は体育の授業中。
バスケの試合でDチームとCチームがやっているので僕の所属しているBチームは観戦中だ。
ちなみに、大介はAチーム。
「普通に考えておかしいだろ」
人差し指でボールを回せない僕は、腕でボールを転がす。
「なにが?」
からかうような笑みを浮かべる大介。
多分、今から僕が言う言葉を分かっているのだろう。
「付き合うのは好きな人。それが当たり前だろ?」
僕の真剣な眼差しを見て、苦笑しながら大介が反論しようとした時・・・
先生がホイッスルを鳴らす。
「次はAチーム対Bチーム!!」
僕のチームと大介のチームだ。
僕は、ゼッケンを着て自軍のコートに立つ。
ジャンプボールの後、ボールを手にしたのは大介。
大介は、一人、二人かわして、僕の前に来た。
完璧な動き。
全く無駄がない。
「翔・・・」
「なんだよ」
僕は抜かれないように真剣に構える。
「お前は妹ばかり見すぎなんだよ。たまには他の女の子も見てみたら?」
「見ても、妹しか好きになれないんだよ」
「・・・だから!!」
大介は、目にもとまらぬ速さで僕をかわしてスリーポイントのゾーンからシュートを決めた。
「誰かと付き合ってみればって言ってるんだよ。そうすれば、考え方も変わるかもしれないしな」
恋愛の何もかもを分かっているかのようないい方。
大介は彼女が基本的にいなかったことがない。
誰かと付き合っている。
それが、毎回好きな人だったか。
そう聞いた時、大介は即答した。
「違う」って。
そこが僕と大介の差なんだろうな。
サバサバしている大介と重すぎる僕。
どちらがいいか。
その答えを僕はまだ知らないけれど。
体育が終わって、教室へ戻る。
着替えながら大介がさっきの話を続ける。
「付き合う気は起きた?」
「微妙・・・かな。まず相手がいない」
「相手・・・いるだろ?」
「誰だよ」
「・・・鈍感が」
「は?」
「気付けよ」
着替えが終わって、続々と教室に入ってくる女子。
その中に1人。
僕の方をずっと見続けている女子がいた。
「男も女もそうだけど、好きなやつのことって無意識のうちに目で追うんだよ」
「・・・麻衣が僕のこと好きってこと?」
「・・・」
大介はなにも言わずに自分の席に戻っていった・・・。
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押してくれると嬉しいです!!
いや~・・・。
今日は何日かぶりの上機嫌です♪
面白いことがあったのでww
まあ、この上機嫌度は一日で終わると思いますけどねww
明日学校だしww
今日はこっちでは雨が降っていますが・・・。
みなさん、この日曜日はどうお過ごしですか?