「明日、予定ないよね?」
佳純がないのを前提に聞いてきた。
なにか、それが少しイラッとする。
「なんで?」
「聞いてみただけ」
「そういう佳純は何かあるの?」
「私は女友達で遊ぶよ。亜美も来る?」
「いかない」
「なんで?あ、別にお金は必要ないよ?」
「そういう問題でもなく・・・。別に外に出るのがめんどくさいからだよ」
私はため息をついて、ちらっと横目で椎名君の方を見た。
椎名君は・・・予定あるのかな?
そんなことを考えながら。
「嘘だぁ。新しい彼氏でもできたんじゃなくて?」
「しつこいなぁ。そんな人いないって」
「ふ~ん。じゃあ、好きな人は?」
「え・・・と。いない・・・かな」
即答できなかった自分に驚いた。
「・・・いるんだ?」
すかさず佳純が突っ込んでくる。
「どっちでもいいじゃん」
私は席から立ち上がった。
「あれ・・・怒っちゃった?」
「別に・・・。トイレ行ってくる」
佳純・・・なんか今日鋭いな。
それか、私が分かりやすいだけか・・・?
明日はクリスマスイブ。
明後日は誕生日。
特に何もない二日間。
『寂しいの?』
声があざ笑うかのように言った。
「黙ってよ。うるさいなぁ・・・」
トイレで鏡の前に立ち、自分の顔を見る。
不機嫌そうな顔。
笑顔を作ってみる。
けど、それはすぐに崩れる。
目元にはクマができていて、多少のニキビ。
みんなの方がよっぽど可愛く見える。
化粧を少なからずしているみんなの方が。
童顔で可愛らしい顔立ちと言われてきた自分。
「どこが・・・」
私は苦笑した。
教室に戻ろうとした時、始業のチャイムが鳴った。
「・・・やば。始まっちゃった」
私は、急いで教室に戻る。
けれど、先生は来るのが早く授業が始まっていた。
シンとする教室。
この中に入るのはさすがに無理かも。
私は教室の中に入るのをあきらめて、屋上に向かった。
中学もそうだったけど、なぜか私がいく学校は屋上は解禁となっている。
普通の学校は開いてないはずなんだけど。
7階までの階段を上って、外へとつながるドアを開ける。
外はあまり寒くなく身構えていた私は少し拍子抜けしながら、壁に寄りかかった。
地面に座って辺りを見渡す。
屋上には今でも忘れられない思い出がある。
三年前。
晴香が祐二に告白をしようとした時のこと。
私はその時、ドアの陰から2人を見ていた。
告白しないように・・・。
そう祈りながら。
そして、私の願いどおり晴香は祐二に告白しなかった。
私には嬉しいことだったけど、今でも疑問に思う。
あの場所、タイミング。
告白する条件はそろっていたはずなのに。
それでも、晴香は迷った挙句やめた。
あの後、晴香は『勇気が出なかった』とか言っていたけど。
私はそんなようには見えなかった。
なら、他の理由があった?
断固たる決意を揺るがすほどの?
私は頭をフル回転して考える。
・・・もしかしたら。
あの時、気のせいかとは思ったが晴香と目が合うシーンが一度あった。
その時の晴香の表情は・・・。
今だからこそ気付く。
あの時は、告白しないでって思いでいっぱいいっぱいだった。
その後も、付き合っているのを隠すのでいっぱいいっぱいだった。
けど今は、全く関係ない。
だから、あの時の疑問の答えを導き出せる。
晴香は・・・私と祐二が付き合っていたのを知っていたのかもしれない・・・。
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押してくれると嬉しいです!!
勝手にキャスティング!!
佐藤晴香・・・石原さとみ
藤崎亜美・・・榮倉奈々
榊原祐二・・・生田斗真
田代浩平・・・錦戸亮
前原佳純・・・吉高由里子
高崎愛美・・・堀北真希
椎名雅樹・・・小池徹平
・・・凄い無理ある!!
みなさん、制服なんて着れるのか!?ww
最初はジャニーズの若いのとAKBでやった方が面白いんじゃないかと思ったんですが、
知らない方も大勢いると思ったのでこうしてみました。
さぁ、80話が最終話となるこの作品。
このタイミングでまさかのキャスティング!!ww
クリスマスイブ、どうなるんでしょうか?