その時、携帯のバイブ音が鳴った。
「どしたの?」
「いや・・・」
晴香と愛美が同じ学校・・・。
また、晴香と話す機会があるかも。
そんなことを考えながら携帯を開いた。
しかしメールの文を見た瞬間に我に帰る。
『祐二。今日空いてないかな?話があるんだ』
亜美からのメールだった。
この文を見ただけで何の話なのか察しがつく。
どう考えても・・・。
別れ話。
まるで、今僕が考えていたことを分かっていたかのようなタイミング。
亜美のことを考えずに、晴香のことを考えていた僕。
その僕への戒め・・・かな。
なんて。
『大丈夫。何時頃?』
そう返信を打った後にすぐ返信が返ってきた。
『7時でいい?』
『うん。場所は?』
『そうだな・・・あの公園とか』
あの公園・・・か。
確かに、別れ話をするには絶好の場所かもしれない。
僕は『わかった』
そう返信を打って携帯を閉じた。
「誰とメール?ずいぶん神妙な顔してるけど」
「別に・・・誰でもいいじゃん」
「・・・まぁ、いいたくないならいいけど」
愛美はそういって、歩き出した。
「あ、愛美」
「何?」
「アドレス教えてくれない?」
「は・・・?」
「いや、あんまり深い意味はないんだけどさ」
「あるんじゃないの?」
何でも見透かされそうな透き通った目。
僕は思わず、視線を外す。
「分かるんだよね~」
「なにが?」
「祐二が何で私のアドレスを知りたいか・・・」
「は?わかるわけないだろ」
「じゃあ、当ててあげよっか?」
なぜか、彼女は自信満々。
本当に当たるはずなんてない。
「晴香・・・でしょ?」
「なっ・・・」
愛美には、何か特殊な能力でも備わっているんではないだろうか。
そう思わずにはいられなかった。
「やっぱりなぁ。晴香がまだ好きなんだ?」
「なんで、そんなこと知ってるんだよ」
「私は祐二のこと、何でも知ってるよ」
「さっき質問ばっかしてきたじゃんか」
「祐二が簡単に嘘をつく人なのか、それを知りたかっただけ」
「なんだよ、それ・・・」
僕の頭の中が混乱してくる。
僕のことを何でも知ってる・・・。
そんなこと・・・。
「なーんてね」
笑いながら、愛美は言う。
「は?」
「冗談。そんなに分かったら、ただのストーカーだよ」
「え・・・?でも・・・」
「ああ、晴香のこと?それは・・・」
その時だった。
愛美の言葉を遮るように、彼女の携帯電話が鳴った。
「あ、ごめん」
愛美は僕から少し離れたところで電話に出る。
一分ほどたったところで、僕のほうへもどってくる。
「残念。もっと話したかったんだけどな。学校へ来いって」
携帯のストラップを指で回しながら愛美は残念そうは表情を浮かべた。
「そっか」
「じゃあね。また今度」
愛美は、誰かに電話をかけながら、僕に背を向けて歩き出した。
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この回と次の回は文才のなさが露骨に表れていますww
イメージしていたものが文章にならなかったんですよね・・・。
今回に限ったことじゃないですけどww
最近、全く外に出ていないせいかここで書くことがない!
外出ようかなとは思うんですけど出たくないんですw