この想いを伝えた先になにがあるのか。
どんな返答が返ってくるのか。
そのすべてが分かっていて。
玉砕すると分かっていて伝える。
そんなの意味がない?
いや、そんなことはない。
伝える。
そのことに意味があるのだから。
なんて、綺麗事を言ってみる。
想いを伝えることによって、亜美が傷つく。
私が応援してほしいと言った相手が付き合っているのだから。
亜美は優しい女の子。
だから、きっと、後ろめたさと戦いながら付き合っているんだと思うんだ。
傷つかせるため・・・。
そのために言う・・・?
今さらながら思ったことがある。
こんなことをして何の得になるのだろうか?
祐二との幼馴染という関係を捨てて、恋愛感情を持ってると言って。
祐二とぎくしゃくして。
亜美と付き合っていると言われて、亜美ともぎくしゃくして。
私になにが残る?
大切だと思っていた。
親友だと思っていた2人。
何にも変えることのできない2人を一時の感情で失う。
そんなことをして、あとで後悔しないだろうか?
絶対に。
絶対に後悔する。
あの時言わなければって思う。
だけど。
目の前にいる祐二。
私たちを扉の向こうから見ている亜美。
そして、誰にも邪魔されることのない屋上という空間。
告白するにはうってつけの瞬間だ。
今しかない。
この時を逃したら、一生祐二に告白できない気がする。
ずっと、無意味な片思いをし続ける気がする。
好きでもない人と付き合って結婚して。
子供を産んで。
それでも、祐二をどこかで想っていて・・・。
そんな未来が想像できる。
それは嫌だ。
だったら、伝えよう。
亜美を傷つける。
そのためだけじゃなく。
自分のために。
言っても、後悔する。
言わなくても後悔する。
どっちの道を進んだところで後悔するんだ。
大切な人たちを失って。
傷つけて、近い将来に後悔するか。
それとも、遠い将来に自分の恋心に対して後悔するか。
どっちを選ぶか。
私はチラッと扉の方を見た。
ばれないように、顔を少しだけ出して私たちの方を見る亜美。
その表情は不安そうで悲しそうで。
言わないでほしいっていうのがにじみ出ていた。
もし言ったら、私が祐二と亜美が付き合っていることを知ったら、ずっと謝ってくるだろう。
まぁ・・・既に知ってるんだけど。
そして・・・。
私は、祐二の方を見た。
何も言わない私をただ、じっと見る。
私の言葉を待つかのように。
祐二もどうやら鈍感ではないらしい。
きっと気づいているのだろう。
私が今から言う言葉に。
「祐二・・・」
「何?」
「私。佐藤晴香は榊原祐二のことが・・・」
さぁ・・・伝えよう。
これが選んだ道。
2人との関係が失われたとしても。
私は、自分が未来で後悔しない方を選ぶ。
この時の私は、完全に告白する当初の目的を見失っていた。
亜美を傷つけるために言うっていう目的を。
告白する直前に頭に入っていたのは、将来の自分が、
まだ祐二をずっと忘れずにいるっていう嫌な未来。
そんな未来を消し去るために告白するっていう・・・。
一風変わった目的のために告白することを決めた。
けど、どっちにしろ。
目的を変えたにしろ。
亜美が傷つくことは明白で・・・。
亜美はひたすら、私に謝ってくる。
その光景が容易に想像できた。
それがわかっていて・・・。
私は告白しようとしている・・・。
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押してくれると嬉しいです!!
なんか、ぐちゃぐちゃですねww
何が書きたいんだか・・・。
他の人の小説を見ていると、本当に自分の文才のなさを痛感します。
頑張らないとなぁ・・・。
・・・なにをだ?w
あ、ここで第一章が終了です!
え?ここで?
って感じですよね。
ここでなんですw
次回は・・・どうなるんでしょう?