昼休み。
いつも通りなら私は晴香と数人の女の子たちと昼食を食べる。
だけど、私たちの輪の中に晴香がいない。
「晴香は?」
私は隣に座っていた奈美に聞いてみる。
「晴香?さっき、学食でパン買ってくるって言ってたよ」
何でそんなこと聞くのとでも言いたげな顔で奈美は答える。
「そう・・・なんだ」
ついに。
晴香が動き出した。
きっと、パン買ってくるなんて嘘だ。
だって、この教室にはもう一人いない人がいる。
いつもならいるはずなのにいない人が。
榊原祐二がいない。
私は、どうすればいいだろうか?
私はここで晴香が告白し終わって帰ってくるのを待つ?
いや・・・。
私は席から立ち上がった。
そして、どこに行くあてもなく走りだす。
「亜美!?」
奈美の声はもう私の耳には入っていなかった。
教室を出てまず、右に。
2人はどこにいるんだろうか。
勢いよく飛び出してきたのはいいが、どこを探せばいいのかわからない。
告白って普通どこでするもの?
全く分からない。
とりあえず、間違いなく言えることは誰もいないところにいるはず。
そこで浮かんだのは体育館。
私は、走るスピードを速める。
体育館を扉を開けて中に入る。
けど、そこには誰もいない。
「はずれか・・・」
その時、バイブ音が耳に入った。
私は携帯を取り出す。
・・・晴香からのメールが届いていた。
『今から告白する』
そう書かれていた。
どこで?
メールでその文字を打ったが、送るのをやめる。
質問として間違っている。
そんなこと聞いたら、見に行きたいって言ってるようなものだ。
誰だって告白は見られたいものじゃない。
『そうなんだ。頑張って』
思ってもないことを文にしてメールを送信した。
時間がない。
早く探さないと・・・。
私が止めていた足を動かそうとした時、また『声』が聞こえた。
自分の中から・・・。
『告白の現場を見てどうするの?』
どうするって・・・。
分からない。
けど、どこかでじっと待ってるなんてできない!
『残酷な光景を目に焼き付けたいの?』
声は嘲笑う。
うん。
目に焼き付ける。
それが、自分にできる戒めだから。
『それは、ただの自己満足だよ。そんなこと誰も望んでない』
そんなこと、自分自身が一番よく分かってる。
自分の中の自分に言われなくても。
私はまた走り出した。
どこに行けばいい・・・。
誰もいない・・・告白に最適な場所・・・。
「・・・あるじゃん・・・。一番いいところが」
なんで、そこが思いつかなかったのだろうか。
私は、階段を一段飛ばしで上へと駆け上がった。
まだ、告白が始まっていないことを信じて私はその場所に向かう。
一縷の望み・・・なんて。
そんな大それたものじゃないけど。
きっと2人はそこにいると信じて。
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今日は、エイプリルフールですですね。
だからと言って特に何かがあるわけではないですがww
本当は、なにか書こうと思っていたんですが、さすがに自粛でww
去年書くの忘れたから書こうとは思っていたんですけどね・・・。
小説ですが、2人は亜美が思った場所にいるんでしょうか?
あ、ちなみに区切りは明後日です。
40話で第一章?が終わる予定です。
あと二話でw
ちなみに、明日は晴香編です。
それともう一つ。
完全に忘れていたんですが、写メの件。
今、忙しすぎてそれどころじゃない!w
申し訳ないのですが、少し待ってください~ 泣