33話 人生初の | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

「こんなところでなにしてるの?」


僕はなるべく笑顔を浮かべて君に言った。


亜美はなにを言おうとしているのか。


少し黙りこんでいたので僕は続ける。


「傘もささずにいたら風邪ひくよ」


「あはは。急に雨が降ってきたから仕方ない」


君は濡れた髪を弄びながらそう言った。


その仕草がすごく色っぽかった。


「そっか」


僕は亜美の隣に座った。


急に雨が降ってきた・・・か。


夜、ずっと降ってたのに。


そんなすぐわかるような嘘を・・・。


僕は亜美の方を見る。


「なに?」


亜美は聞いてくる。


「こんなところで何してたのかなって」


「・・・」


亜美は俯いて何も答えない。


・・・聞いちゃいけないことだったのだろうか・・・?


「言いづらかったら言わなくていいよ」


僕は慌ててつけ加えた。


亜美は何も答えずに下を向いたまま。


無言・・・。


雨が傘に当たる音だけが聞こえる。


「何でも聞くからさ。言いづらいことじゃなかったら」


僕がそう言った後、君はやっと口を開いた。


「ありがとう。じゃあ、話す前にひとつお願い聞いてもらってもいい?」


「いいよ」


僕は即答した。


すると彼女は、弱々しい笑みを浮かべて僕の肩に頭を乗せた。


そして・・・。


「少しの間こうしていたい・・・」


ドクンドクン・・・。


僕の心臓が高鳴る。


普段見る亜美とは違う。


すごく弱い亜美。


こんな彼女にどんどん惹かれていく。


僕は、彼女の頭を優しく撫でた。


亜美の体がピクンと反応する。


けど、嫌がっているようには見えない。


その時、君は頭を起こして僕の方を見た。


僕も君を見る。


お互いに無言で見つめあう。


キスをしようか・・・。


なんてことを考える。


けど、僕にそんな勇気はない。


こういうのって男からするもの。


そんなことは分かってるけど。


もし、嫌がられたら・・・。


そう思うと、なかなかすることができない。


晴香に告白できなかったときと同じ気持ち。


僕は奥手だ・・・。


亜美はただ、僕の方を見る。


待っている・・・のだろうか?


その時、彼女は一瞬視線を外した。


僕はそこで勢いに任せてキスをした。


亜美を離したくない。


そう思いながら・・・。





それから、彼女と何度もキスをして。


僕は人生で初めての『告白』をした・・・。





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初めての告白・・・。


皆さんは覚えていますか?


成功しましたか?


ちなみに僕は・・・。


まだ、ちゃんとした告白をしたことがありません!!ww