「こんなところでなにしてるの?」
僕はなるべく笑顔を浮かべて君に言った。
亜美はなにを言おうとしているのか。
少し黙りこんでいたので僕は続ける。
「傘もささずにいたら風邪ひくよ」
「あはは。急に雨が降ってきたから仕方ない」
君は濡れた髪を弄びながらそう言った。
その仕草がすごく色っぽかった。
「そっか」
僕は亜美の隣に座った。
急に雨が降ってきた・・・か。
夜、ずっと降ってたのに。
そんなすぐわかるような嘘を・・・。
僕は亜美の方を見る。
「なに?」
亜美は聞いてくる。
「こんなところで何してたのかなって」
「・・・」
亜美は俯いて何も答えない。
・・・聞いちゃいけないことだったのだろうか・・・?
「言いづらかったら言わなくていいよ」
僕は慌ててつけ加えた。
亜美は何も答えずに下を向いたまま。
無言・・・。
雨が傘に当たる音だけが聞こえる。
「何でも聞くからさ。言いづらいことじゃなかったら」
僕がそう言った後、君はやっと口を開いた。
「ありがとう。じゃあ、話す前にひとつお願い聞いてもらってもいい?」
「いいよ」
僕は即答した。
すると彼女は、弱々しい笑みを浮かべて僕の肩に頭を乗せた。
そして・・・。
「少しの間こうしていたい・・・」
ドクンドクン・・・。
僕の心臓が高鳴る。
普段見る亜美とは違う。
すごく弱い亜美。
こんな彼女にどんどん惹かれていく。
僕は、彼女の頭を優しく撫でた。
亜美の体がピクンと反応する。
けど、嫌がっているようには見えない。
その時、君は頭を起こして僕の方を見た。
僕も君を見る。
お互いに無言で見つめあう。
キスをしようか・・・。
なんてことを考える。
けど、僕にそんな勇気はない。
こういうのって男からするもの。
そんなことは分かってるけど。
もし、嫌がられたら・・・。
そう思うと、なかなかすることができない。
晴香に告白できなかったときと同じ気持ち。
僕は奥手だ・・・。
亜美はただ、僕の方を見る。
待っている・・・のだろうか?
その時、彼女は一瞬視線を外した。
僕はそこで勢いに任せてキスをした。
亜美を離したくない。
そう思いながら・・・。
それから、彼女と何度もキスをして。
僕は人生で初めての『告白』をした・・・。
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押してくれると嬉しいです!!
初めての告白・・・。
皆さんは覚えていますか?
成功しましたか?
ちなみに僕は・・・。
まだ、ちゃんとした告白をしたことがありません!!ww