~side祐二~
いつからだろうか。
僕はが藤崎亜美に惹かれだしたのは。
最初はただの女の子だった。
晴香の友達だとしか思っていなかった。
だけど、いつのまにか。
自分でも気付かないうちに亜美を好きになっていた。
僕の中で特別な存在になっていた。
本当は・・・。
最初好きだったのは・・・晴香だった。
僕はずっと晴香が好きだったんだ。
幼馴染とか、友達としてとかじゃなくて。
一人の女の子として晴香が好きだった。
小学生のころから。
けど、そんな想いを告げるのは無理だった。
小学生の時は、好きって伝えるものだとは思っていなかった。
自分のなかに秘めておくものだと思ってた。
中学生になって、恋愛がどういうものなのか知るようになって。
伝えようと思った。
けど、幼馴染。
もし、ふられたら・・・ってことを考えたら言えなかった。
2人の距離が近すぎたんだ。
きっと、晴香は僕のことを男として見てないんだろうなぁって。
本人から聞いたわけでもないのにそう思っていた。
学校で、晴香を遠くから見るようにした。
好きって気持ちを遠くから。
近くで見せるのは幼馴染としての自分。
恋をしているのを悟られないように。
そんな日が続いていくうちに・・・。
叶わない恋ってのをずっと続けていくうちに思った事。
他の恋に動き出した方がいいんじゃないのかなって。
こんな無意味な恋をしたってしょうがないって。
僕はなるべく晴香を見ないようにした。
遠くからは。
けど、不思議なもので。
どうしてもそっちも見てしまんだ。
その時目に入ったのが亜美で・・・。
それがいつごろ、恋心に変わっていたのかはわからないけれど。
気付けば、亜美の方にばっか目がいくようになっていた。
亜美のことばっか考えるようになっていた。
次第に、晴香を恋愛対象から外していた。
ただの幼馴染になっていた。
理想の形になっていた。
そんなある日のことだった。
大雨が降る中。
気持ちが沈んでいた僕は、外に出ることにした。
沈んでいた理由は些細なことだったのだけれど。
傘を差して、行くあてもなく歩く。
その時に見つけたのは見たことのない公園だった。
僕は、その時何を考えていたのかとかは分からない。
いや、きっと何も考えていなかったのだろう。
ただ、なんとなくその公園の中に入った。
そこで見つけたもの。
一人の女の子が、傘もささずに大雨の中ベンチで泣いていたんだ。
僕は無意識のうちに傘をその子の上に差した。
するとその女の子が僕の方を見る。
その子の顔を見て、僕は運命を感じた。
「藤崎・・・」
思わず、ポツリとそう呟いた。
その時の亜美の顔は涙と雨でぐしゃぐしゃになっていた。
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押してくれると嬉しいです
祐二編です。
どうだったでしょうか?
話が全く先に進まない感じですけどww
話を繰り返しているだけなのでww
ただ、祐二の気持ちはけっこう重要になってきます!