20話 涙の意味 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

大量の雨が降り注ぐ中で私は大声で泣く。


髪が濡れる。服が濡れる。


体が冷える。心が冷える。


けれど、そんなものは今は全く気にならない。


事実を知ってしまった今は。


涙は止まらない。


溢れ出す。


「なんで・・・泣いてるんだろ・・・」


悲しいから?


苦しいから?


・・・分からない。


ただ・・・。


こみ上げてくるだけ。


雨の量は衰えることがなく増していく。


もし・・・神様がいるのなら。


なんで、私にばっかりこんな苦痛を味あわせるんだろう?


いつだって人は平等なんじゃないの?


平等にするために神様がいるんじゃないの?


今までの人生の中で、楽しかったことなんてほとんどなかった。


確かに、学校での生活は悪いわけではなかった。


ニュースでやっているようないじめに遭ってるわけではなかった。


だけど!!


平凡に・・・。


いや、平凡以下に過ごしてきたこの人生に対する、不幸がこれじゃあ割に合わない!


今までの人生が幸せ過ぎたのならこの報いもありかもしれない。


でも・・・


「私はちっとも幸せじゃなかった!!」


空に向かって。


神様に届くように大声で叫んだ。


すると、神様その返事を返すかのように近くにある建物に雷が落ちた。


とても大きな音を上げて。


閃光が綺麗に私の眼に映った直後に、その建物の明かりが全部消える。


「ねぇ・・・もし神様がいるのなら。今までの地獄に見合った今度は天国を。幸せな毎日を私に送らせて!!」


無意味でバカみたいだって。


言っててそう思った。


けど、こんな不幸。


誰かのせいにしないと私がおかしくなりそうだったんだ。


今度は雷は落ちない。


神様からの返事はない。


そして、涙は止まらない。


その時だった。


急に私の体に雨が当たらなくなった。


・・・雨がやんだ?


それはあり得ない。


目の前で大量の雨は降り続いているのだから。


私は空を見上げる。


けど、頭上にあったのは空ではなくて。


紺色の大きな傘だった。


誰・・・?


お母さんが来てくれたのだろうか?


いや、お母さんはまだ外に出れる状態じゃないし・・・。


私は後ろにいるその人物を全く想像もできないまま姿を確認しようと後ろを振り向いた。


「え・・・」


そこにいた人物は意外すぎて。


何も言葉が出なかった。


「こんなとこで何してんの?」


その人は私に向かって優しく微笑んだ。


私の涙の『色』が変わった。


嫌な意味での涙から、安堵への涙へと。


なんで、涙を流していたのか。


それがなんとなくわかった気がした。


心の休まる場所がなくて、孤独でいた寂しさによるもの。


これが一番大きかったんだ・・・。


最悪な事実による涙は。


押し殺していた涙を溢れさせただけ・・・。






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あの人・・・だれなんでしょうか?w


あ、分かりますか?w


涙の色。


このフレーズは僕のお気に入りですw


なんて話はいいとしてw


計画停電があるらしいんですけど、計画通りに行われていない。。


やるならちゃんとやってほしいです。


みんな混乱しちゃうし。


家の最寄り駅動かないし。


通勤通学大変そうです・・・。