3話 However, that much | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

下校時間。


まるで小学校の集団下校のように、一斉にみんな学校から出ていく。


すると、今日は『たまたま』が起きた。


というより、こういう日だと『必然』になるのだけれど。


祐二が、目の前にいたんだ。


「祐二」


私は彼の肩を叩いた。


「おっ、晴香か」


祐二は、ネクタイを緩めて、ワイシャツを出して、少しだらしない恰好をしていた。


けど、男の子にとってはそれがカッコイイと思っているらしいんだ。


きっちり着るより着崩した方が。


その方が女の子にはモテるって。


ただ、私はきっちり着てた方がいいなって思うけど。


まあ、私ひとりの意見。


けっこう女の子は危ない男に惹かれていくって言うし・・・。


「祐二、一緒に帰らない?」


「いいよ」


彼の承諾を受けて私は隣に並ぶ。


「久しぶりだね。一緒に帰るの」


「そりゃそうだ。最近まで春休みだったんだから」


「一切遊ばなかったし」


私は可愛らしく頬をふくらましてみる。


語弊がないように言っておくが、『自分の中』で可愛らしくだ。


実際他人の眼から見て可愛いのかは定かではない。


「拗ねてんの?」


彼は微笑する。


「拗ねてないよ。ただ、暇だったんだよ」


「誰かと遊べばよかったじゃん」


祐二と遊びたかった・・・。


その言葉を抑えて


「遊ぶ相手がいなかったんだよ」


「友達少ないのか?」


「失礼な!!友達くらいいるから」


「ムキになると疑わしいよ?」


「ぶー」


私は彼の方を見ずに歩く。


いつもこうだ。


こうやって二人きりで話すと、私がからかわれる。


祐二は口がうまいから。


毎回私が負けるんだ。


そして、対処できなくなると、彼から目を背けて、いじける。


これがお決まりのパターン。


そのパターンはもう一つだけ続く。


祐二のある行動。


それは、昔は何とも思わなかったこと。


けど、好きになってしまってからは、恥ずかしくて仕方ない。


嬉しくて仕方ない。


私はそれをしてもらうために、このパターンをいつまでも続けている。


それを否定することはできない。


その行動はとても単純でありふれたこと。


「ごめんごめん」


彼がそういって私に近づいてきて、私の頭を撫でる。


ただそれだけ・・・。


それだけがすごく嬉しいんだ・・・。







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今日の小説のタイトルは「ただ、それだけ」です。


訳せましたか?ww


あ、皆さんにひとつお知らせ?です。


この作品なんですが、side亜美が途中で入ります。


だから、亜美と、晴香。


2人の視点からです。これ、初めてなんです。


いつも二人をやる時は、男と女だったんでww


まあ、まだ確定ではないですww