40話 涙のわけ | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

罪悪感と虚しさのセックスで私はなにを得たのだろうか?


いい気分にはなっていないことは確か。


悪い気分にしかなっていない。


昨日一日・・・。


無駄で憂鬱な一日。


私はベッドから起き上がって、右手の手の平を見た。


指輪に跡がくっきりとついている。


朝までついてるんだ・・・。


私は立ち上がり、床に落ちている制服を拾い上げる。


まだ、高校一年生。


こんな早い段階で私は処女を捨てたんだなぁ・・・。


もっと遅いものだと思ってた。


大学生になって、好きな人と流れの中で・・・。


なんてことを想像してたから。


けど、実際はこんなもの。


矢っぽい私の自暴自棄が見知らぬ男とのセックスを了承して、その後西山君に甘えてまたセックスをして。


まだ、真新しい制服を着用して私はもう一度ベッドに横になった。


西山君を起こさないようにそっと。


私は寝息を立てて寝ている西山君の顔を間近でじっと見る。


そして、ふとこんなことを考えてしまう。


私は本当にこの人のことが好きなのだろうか?


なんて・・・。


もし、本当に好きならば、俊哉のことなんか忘れられる。


そう思ってしまうんだ。


人は同時に二人の人を好きになるはずがない。


これが私の持論。


矛盾している持論と、好きって思いたい感情。


この二つが私の中で交差する。


そして、私は心の中で一つの決断をする。


私は上体を少し起こして、顔を君の真上まで持っていき、寝ている無防備な君にキスをした。


「!?」


西山君は目を見開いて私から離れた。


「何してんだよ・・・」


「なんでもないよ・・・」


その時、私の眼から涙が流れてきた。


「どうした・・・?」


「いや・・・なんでもないよ・・・」


私はそう言って涙を拭く。


涙のわけ。


無意識に出た涙だけれど、その理由は分かっていた。


自分の中で答えが出たんだ。

キスをして・・・。


西山君とキスをして・・・何も感じなかった。


俊哉とキスをしたときは、絶対にドキッした。


しないときは温かさを感じた。


なにかしらの、感情を持ち合わせていた。


なのに今は・・・。


何も・・・感じなかった。


きっと私は、西山君のことが本当に好きなわけじゃない。


西山君という温かい存在に、俊哉の面影を感じて、甘えていただけなんだ・・・。


そして、それを自分の中で勝手に好きと解釈していただけ。


好きと思っていたかっただけ・・・。










にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれると嬉しいです!!



あ~・・・。


この話、もう書くことなくなってきたんですけど、終わらせ方が分からない!!


どうやって最後にすればいいんだ!?


里奈がひたすら苦しんでるだけだぁ~・・・。


修二もですが・・・。