「だれだよ・・・」
私は悪態をつきながら目の前に放り投げて会った携帯を拾った。
画面を開く。
「・・・!」
誰から電話が来たのか。
その相手に驚いた。
「俊哉のお父さん・・・」
大切な人の親からだった。
嫌な予感しかしない。
俊哉が目を覚ました、という連絡ならすごく嬉しい。
けど、そんな夢物語はありえない。
あるはずがない。
電話に出るのが怖い・・・。
相手を見た途端からそう思った。
通話ボタンの上に指が置いてある。
少し力を強めるだけで、押せるボタン。
それなのに・・・。
押すことができない。
もう、何コール目だろうか?
いつ切れてもおかしくない。
早く出ないと・・・。
そう思う心。
それとは対照的に体は動かない。
こんなことが前にもあった。
俊哉が救急車で運ばれるっとき。
私は直前まで動かなかった。
動けなかった。
けど、最後は・・・。
ちゃんと動いたんだ。
だから、今回も。
そう、念じた時通話ボタンの上に置いてある親指に力が入った。
「もしもし・・・」
私は恐る恐る耳元に携帯を当てる。
『里奈ちゃんかい?』
俊哉のお父さんの声が聞こえてきた。
温かく優しい声。
その声が逆に不安なんだ・・・。
冷静すぎて。
もし、俊哉が目を覚ましたのなら、こんな冷静なはずがない。
これを人は深読みという。
けど、今の私にとったらこれが正常。
「はい・・・」
『今から・・・俊哉のいる病院に来てくれないか・・・?』
今から・・・か。
こんな急を要することは言われたことはなかった。
それも用件を言わずに。
もう、私の中で確定された。
何が起きたのか。
「わかりました。1時間後には着くと思います」
『わかった。・・・里奈ちゃん。ごめんな・・・』
「・・・何で謝るんですか・・・?」
少しの沈黙が流れる。
『・・・なんでもない。じゃあ、またあとで・・・』
なんでもない・・・か。
今はまだってことなんだろう。
「わかりました」
電話が切れた。
虚しい電子音が流れる。
ごめんな・・・。
俊哉のお父さんのこの言葉が頭の中で何度もリピートされる。
行きたくない・・・。
私はそう思いながらも、コートを上から羽織って制服のまま家を飛び出した。
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押してくれるとやる気が出ます♪
昨日は面白いくらいにアクセス数が落ちてましたww
だめだこりゃ・・・。
あと、二日連続でペタ返せなくてすいません・・・。
教習の後、どうしても眠くなるんです・・・。
そして、気づいたら12時過ぎてるし。。
なんか、テンション下がるなぁ~