私は家に着いて、自分の部屋に行った。
その途端、足から力が抜けてその場に倒れ落ちた。
床が異様に冷たく感じる。
『平川のことが好きだ・・・』
西山君の言葉が甦る。
「最悪だよね・・・自分・・・」
私はか細い声でそう呟いて、ベッドに顔をうずめた。
苦しいなぁ・・・。
そんなことを思いながら。
もし・・・俊哉がいつも私のそばにいてくれたなら・・・。
私はこんな想いをすることはなかったかもしれない。
だから・・・俊哉・・・。
目を覚まして・・・!!
そう願ってみても何も変わらない。
世界は平然と一秒一秒時を刻んでいく。
カチ・・・カチ・・・カチ・・・カチ・・・
部屋の中で、時計の針のの音だけが聞こえる。
いつもなら、全く聞こえない音。
けど、こういうときだけ、嫌に大きく聞こえる。
その音とともに、浮かびだされる二人の顔。
私はこんな自分に自嘲した。
俊哉と出会うまで・・・。
そう、中2の春まではこんなことで悩むとは思わなかった。
美術と勉強とスポーツをしっかりこなして、風紀委員みたいな真面目でみんなの模範となるような生徒・・・。
恋なんて言葉は似合わなかった。
なのに・・・!
たった二年たっただけで、今の私はこんなにも、恋愛で悩んでいる。
あの時の私が今の私を見たらどう思うだろうか?
「ばかばかしい!!」
なんて怒られそうだ。
「そんなことより、ちがうことを考えろ!!」って。
けど、今の私は・・・。
俊哉を好きになって、一生一緒にいたいと思って。
君が傍からいなくなって、傷心していた私に優しくしてくれた西山君に徐々に惹かれていって・・・。
でも、惹かれるだけ。
好きにはならない。
絶対に。
これはただの自己暗示。
だって、絶対なんて存在しないから。
もし、私が今どきの女の子なら、西山君に簡単に乗り換えるかもしれない。
俊哉が植物状態になった時点で。
というか、それが普通だ。
でも、私にはできない。
キスまでしているのに・・・?
自分に聞いた。
あのキスは・・・好きって意味のキスじゃない。
優しさへの感謝のキスなんだ。
これが正解だと思える納得の答えを自分の中で出す。
私の好きな人は俊哉。
大切に想っている人は俊哉。
だからお願い。
俊哉・・・目を覚まして・・・。
その時・・・。
無音の部屋の中で、携帯電話が大きな音とともに鳴り始めた・・・。
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押してくれるとやる気が出ます♪
最近書いてて思うこと。
相変わらず、文才ないなぁって・・・。
文才がほしいです・・・。
僕が見てる、小説書く人たちホント上手いんですよ~。。
中1の方から社会人の方まで。
ビックリのテクニックです。
読んでくださる方が増えて、コメントが増えるためにも!!
頑張りたいなと思います!!
今、読んでくれているみなさん。
貴重な時間を割いて見に来ていくれていること本当に感謝しています!
これからも読んでくれると嬉しいです♪