入ってきたのは当たり前のように西山君。
「よっ!」
彼は片手を上げて笑顔を見せた。
「よくここがわかったね」
「勘で来てみた」
「素晴らしい勘だね」
「だろ?でもこうやって会うことができたのって・・・」
「運命・・・とでも言いたいの?」
私は苦笑いを浮かべながら言う。
「俺のセリフ取るなよ・・・」
「運命かぁ・・・」
私は空を見上げた。
雲の形は俊哉にも、ましてや西山君にも見えない。
ただのいびつな形にしか見えない。
今の私の心にぴったりだ。
もしかすると、これは自分の心を表すもの?
戯言。
私はこの一言で今考えたことを片づけた。
「運命って言葉を使おうとした俺はおかしいかな?」
「いいんじゃない?ただ、私は運命を信じない」
「なんで?」
「運命なんてものがあったら・・・」
俊哉は間違いなく死んでしまうから・・・。
私はその言葉は出さなかった。
これを西山君に言ってもしょうがないことなんだ。
「ん・・・?」
「なんでもない・・・よ」
「気になるなぁ・・・」
「気にしないで・・・」
ここで、2人の会話が途切れた。
無言の空間が訪れる。
・・・。
何分くらい経っただろうか?
まだ、数分だとは思うけど、結構経ったように思えた。
「ねぇ・・・」
先に口を開いたのは西山君の方。
「なんかあったら・・・一人で抱え込んじゃだめだよ?」
「なにそれ」
「悩み事とかがあるんじゃないの?」
「ないよ・・・」
私は彼から視線を逸らした。
すると、彼が近づいてくる。
近くに来てもまだ止まらない。
そして・・・。
彼は私を抱きしめた。
「え・・・」
私は驚いて何も言えない。
というより、信じられない。
西山君の腕の中にいることが。
「理奈が苦しむのを見るのは辛いんだ・・・」
彼が私の耳元で囁いた。
これが・・・西山君・・・?
抱きしめて・・・私の名前を呼んで・・・。
俊哉を見ているようだった。
そして、私は次の瞬間。
やってはいけないことをしてしまうんだ・・・。
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昨日はモバイルのアクセス数が低かったぁ~・・・。
みんなpcで見てくれたんだ!!
と前向きにww
今日は月曜ですね~。。
また憂鬱な一日が始まりましたぁ・・・。
あ~あww
小説はどうでしたか?
里奈はなにをするんでしょうか?