「うわぁぁ・・・」
そこは圧巻の光景。
凄く綺麗な景色が広がっていた。
私は、椅子から立ち上がり窓の前に行った。
「綺麗な景色だね」
「だろ?ここは俺が思う日本で一番夜景がきれいな場所だ」
彼が隣に来て言った。
「この景色が私への誕生日プレゼント?」
「これは前座だよ」
彼はそう言って、携帯電話を取り出した。
そして、何かを行った後にそれをしまう。
「あのビル見てて」
彼は、少し遠くに建っているビルを指差す。
ここらへんで唯一明かりがついていないビル。
何か不思議だ。
誰もいないみたいで。
その時、そのビルが一気に光りだした。
青く。
とても綺麗に・・・。
けど・・・全部じゃなくまばらだった。
「あ・・・」
私はビル全体を見てなんでそうなったのか分かった。
「あれ・・・いくらかかったの?」
「たいしてかかってないよ」
彼は笑顔のまま言った。
そのビルには青い光で文字が写し出されていた。
「happy birthday」って。
「すごいね・・・」
「喜んでくれた?」
「うん。ありがと」
私はそう言って彼にキスをした。
「まだ、終わってない」
彼はそう言って唇を離す。
「え?」
「これ・・・」
彼がポケットから一枚の手紙を取り出した。
「なにこれ?」
「ラブレター」
彼は顔を赤くして言った。
「凄いギャップだね」
私は思わず笑ってしまった。
「こういう方が喜ぶかなって」
「わかんないな」
私が封筒を開けようとした時
「ちょっと待って」
「え・・・?何?」
「それ・・・後にしてくれない?」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
彼は顔を赤くして言った。
「あはは。わかった。意外に可愛らしいところもあるんだね」
「なっ・・・」
「どうしたの~?」
「可愛いは嬉しくないな」
彼はムスッとした。
「そっか」
私は大きく欠伸をした。
どうやら少し眠くなってきたみたいだ。
徐々に目が開かなくなってきている。
「眠い?」
彼が気遣うように聞いてくる。
やっぱり優しい。
でも・・・これだけやってもらって・・・。
それなのに、まだ朔弥君が頭から離れない。
なんで・・・なんだろう?
「どうした?」
返事をしない私に彼は心配そうに聞いてくる。
「あ・・・ごめん。少し寝たいな」
「じゃあ、こっち来て」
彼が寝室に案内してくれた。
私は何かに惹きつかられるかのように大きなベッドに寝転がった。
「じゃあ、俺は食器洗ってくる」
彼がそう言って部屋を出て行こうとした時・・・。
「行かないで」
私はそういった。
「え・・・?」
彼は足を止めて私の方を向いた。
「一緒に寝てよ」
「は・・・?」
「かわいいんじゃないんでしょ?」
私はまたからかうように言う。
「わかったよ」
彼はそう言って私の隣に横になった。
そして、私たちはお互いに裸になり・・・。
繋がったんだ。
私は自分の処女を簡単に捨てた。
なんで、私はこんなことを言ったのだろうか?
彼とひとつになることで彼を感じて・・・好きになりたかったから?
多分それが正解。
けど、それは自分で勝手に作り上げた正解に過ぎなかったんだ。
なぜなら、本当の正解を・・・君から教わったんだから。
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押してくれるとやる気が出ます♪
今回の話ですが、50話で完結となります。
だから、あと5話ですね。
それまでの間どうかお付き合いしてくれると嬉しいです♪
今、小説の賞出す方に苦戦中です。
書いてるんだけど上手くいかないんですよね・・・。
あ~・・・ww
あと、音楽ですがこのままでお願いします。
暗いですがww