45話 作り上げた正解 | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

「うわぁぁ・・・」


そこは圧巻の光景。


凄く綺麗な景色が広がっていた。


私は、椅子から立ち上がり窓の前に行った。


「綺麗な景色だね」


「だろ?ここは俺が思う日本で一番夜景がきれいな場所だ」


彼が隣に来て言った。


「この景色が私への誕生日プレゼント?」


「これは前座だよ」


彼はそう言って、携帯電話を取り出した。


そして、何かを行った後にそれをしまう。


「あのビル見てて」


彼は、少し遠くに建っているビルを指差す。


ここらへんで唯一明かりがついていないビル。


何か不思議だ。


誰もいないみたいで。


その時、そのビルが一気に光りだした。


青く。


とても綺麗に・・・。


けど・・・全部じゃなくまばらだった。


「あ・・・」


私はビル全体を見てなんでそうなったのか分かった。


「あれ・・・いくらかかったの?」


「たいしてかかってないよ」


彼は笑顔のまま言った。


そのビルには青い光で文字が写し出されていた。


「happy birthday」って。


「すごいね・・・」


「喜んでくれた?」


「うん。ありがと」


私はそう言って彼にキスをした。


「まだ、終わってない」


彼はそう言って唇を離す。


「え?」


「これ・・・」


彼がポケットから一枚の手紙を取り出した。


「なにこれ?」


「ラブレター」


彼は顔を赤くして言った。


「凄いギャップだね」


私は思わず笑ってしまった。


「こういう方が喜ぶかなって」


「わかんないな」


私が封筒を開けようとした時


「ちょっと待って」


「え・・・?何?」


「それ・・・後にしてくれない?」


「なんで?」


「恥ずかしいから」


彼は顔を赤くして言った。


「あはは。わかった。意外に可愛らしいところもあるんだね」


「なっ・・・」


「どうしたの~?」


「可愛いは嬉しくないな」


彼はムスッとした。


「そっか」


私は大きく欠伸をした。


どうやら少し眠くなってきたみたいだ。


徐々に目が開かなくなってきている。


「眠い?」


彼が気遣うように聞いてくる。


やっぱり優しい。


でも・・・これだけやってもらって・・・。


それなのに、まだ朔弥君が頭から離れない。


なんで・・・なんだろう?


「どうした?」


返事をしない私に彼は心配そうに聞いてくる。


「あ・・・ごめん。少し寝たいな」


「じゃあ、こっち来て」


彼が寝室に案内してくれた。


私は何かに惹きつかられるかのように大きなベッドに寝転がった。


「じゃあ、俺は食器洗ってくる」


彼がそう言って部屋を出て行こうとした時・・・。


「行かないで」


私はそういった。


「え・・・?」


彼は足を止めて私の方を向いた。


「一緒に寝てよ」


「は・・・?」


「かわいいんじゃないんでしょ?」


私はまたからかうように言う。


「わかったよ」


彼はそう言って私の隣に横になった。


そして、私たちはお互いに裸になり・・・。


繋がったんだ。


私は自分の処女を簡単に捨てた。





なんで、私はこんなことを言ったのだろうか?


彼とひとつになることで彼を感じて・・・好きになりたかったから?


多分それが正解。


けど、それは自分で勝手に作り上げた正解に過ぎなかったんだ。


なぜなら、本当の正解を・・・君から教わったんだから。







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今回の話ですが、50話で完結となります。


だから、あと5話ですね。


それまでの間どうかお付き合いしてくれると嬉しいです♪


今、小説の賞出す方に苦戦中です。


書いてるんだけど上手くいかないんですよね・・・。


あ~・・・ww


あと、音楽ですがこのままでお願いします。


暗いですがww