23話 疑ってる? | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

「今日はまず、銀閣寺に行ってその後に清水寺!」


佳奈がパンフレットを見ながら言った。


「その後は?」


「え~っと・・・その後は奈良に行きます」


「了解です」


僕ら三人は頷いて、タクシーに乗り込んだ。


タクシーが動き出して少し経った後、携帯のバイブ音が鳴った。


誰かからメールが来たらしい。


「誰だよ?」


圭一が興味津津に僕の携帯を覗き込もうとする。


「見せねぇよ」


僕は、圭一から隠すように携帯の中身を見た。


相手は・・・佳奈からだった。


前の・・・助手席に座っている佳奈から・・・。


僕は思わず、佳奈の方を見た。


佳奈は、携帯の画面を見ながらドアに肘をついている。


僕はメールを見る。


『今日の午後11時でいいかな?』


11時って・・・。


『なんでその時間なの?』


僕は彼女に返信を打った。


「誰~?」


長嶋も興味あり気に僕の方を見る。


「教えないって」


佳奈の携帯のバイブ音が鳴った。


「え?佳奈も?」


長嶋は驚いたような顔で佳奈の方を見る。


「そうみたい」


「もしかして、彼氏とか?」


「いないよ~。そんな人」


佳奈は笑いながら答える。


「ふ~ん・・・」


「疑ってる?」


「少しね」


「なんで?」


「佳奈は可愛いから」


「夏実だって可愛いよ」


佳奈は携帯を見る。


そして、何度かボタンを押した後に閉じた。


僕はバイブが鳴る前に携帯を開いた。


音が鳴ると、いちいち2人に言われるから。


『その時間は就寝時間が過ぎて、先生が一息つく時間らしいから大丈夫』


『なんだそれ・・・』


『先生に聞いた』


『さすが学級委員だな・・・』


『でしょ?でも、12時になったら見周りをするらしいよ』


『委員長だからって・・・よくそこまで言ってくれるな』


『お色気作戦を使ったから!!』


『まじか・・・』


『冗談。じゃあ、11時で。私が・・・2人で話した言って言ってる理由・・・鈍い朔弥でもわかるよね?』


『さあな・・・』


僕がそう返事を返した後、タクシーは止まり銀閣寺に着いた。






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題名が思い浮かばなかった!!ww


さあ、夜の11時についに二人が会います!!


2人はどんなバレンタインの夜を迎えるのでしょうか!?


そして・・・夏実は・・・。


では、また明日♪