22話 佳奈からの電話 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

小鳥のさえずりを聞いて僕は目を覚ました。


どうやら、あの後寝てしまったらしい。


僕は携帯を手に取り、時間を確認する。


5時30分・・・。


どう考えても昨日寝るの早すぎたな・・・。


みんな、まだ爆睡している。


圭一の寝顔がなんか可愛い。


僕は立ち上がり、みんなを起こさないように洗面台に向かった。


「うわっ・・・髪やばいな・・・」


僕は、水を手につけて寝癖を直す。


その時、携帯のバイブ音が鳴った。


「やば・・・」


僕は、自分の布団の前まで音を立てないように走って戻り、ボタンを押した。


「ふぅ・・・」


みんなは寝たままだ。


「誰だよ・・・」


僕はメールを見る。


相手は佳奈からだった。


『今起きてますか?』


僕は


『起きてるよ』


打った直後に、電話がかかってきた。


「うおっ!!」


僕は携帯を落としそうになる。


佳奈からの着信。


僕は、部屋から出て、通話ボタンを押した。


『もしもし・・・』


『もしもし・・・』


『今、電話大丈夫?』


佳奈の気遣う声が聞こえる。


『ああ・・・大丈夫だよ』


『あの・・・さ・・・』


佳奈はそこで口ごもる。


『どうした?なんか言いづらい話?』


『そんなことはないんだけど・・・』


『じゃあ、なに?』


『夜・・・会えないかな?』


『夜・・・?いいけど、なんで?』


『お願い』


佳奈の口調がいつもと違った。


真面目で、決意みたいなものが感じ取れた。


『わかった』


『ありがとう。じゃあ、時間と場所はまた後でメールするから』


佳奈は僕の返事も待たずに電話を切った。


「夜・・・か。なんか話でもあるのかな・・・」


僕は、携帯の画面をぼーっと見る。


その時、今日の日付が目に入った。


今日は2月14日。


そして、いつもとは感じが違う佳奈。


「まさか・・・な」


僕は、携帯を閉じて部屋に戻る。


あ・・・。


もしかしたら・・・昨日の朝君が見せてたあの態度も・・・。


「あはは・・・自惚れすぎか・・・」





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今日からバレンタインデーの1日が始まります!!


長嶋の想い、佳奈の想い、朔弥の想い、圭一の想い


さまざまな想いが交錯する1日です。


お楽しみに♪ww


ちなみに、今日は伏線入れたんですけどなんか微妙な感じですww


そういえば、賞に出す方けっこう苦戦してます・・・。


頑張らないと・・・。