16話 邪魔者 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

「そういえば、長嶋って兄妹とかいるの?」


僕は長嶋が食べ終わった、食器を洗い場にもっていきながら聞いた。


「なんで~?」


「いなかったら、今日の夜とか熱あるのにどうするのかぁって思って」


「あれ?いてくれるんじゃないの?」


長嶋のその言葉で食器を落としそうになる。


「何言ってんだよ・・・」


「冗談だよ。一人っ子。でも、心配しないで。もう中学二年生だよ?」


「長嶋には『まだ』だろ?」


僕は長嶋の隣に座る。


「なっ・・・失礼な・・・」


長嶋は少し顔を赤くして頬をふくらました。


「まあ、どっちにしろ帰るけど・・・」


僕がそう言うと、彼女は少し寂しそうな顔になった。


「何か不満?」


僕が聞くと、彼女は体育座りをして膝の上に置いてある腕に顔を乗せて僕の方を見る。


「いてほしいなぁ・・・」


反則だろ・・・。


思わずそう言いたくなる。


それくらい今の長嶋は可愛いかった。


「わかったよ・・・」


僕は彼女から、目を逸らして言う。


「ありがと。じゃあ、一泊していってね」


「え・・・?」


「違うの?」


「それはさすがに・・・」


「そっかぁ・・・」


少し残念そうな顔を長嶋はする。


長嶋が、こんなガツガツくるタイプだったとは・・・


僕は内心肩をすくめて苦笑した。


ピーンポーン。


インターホンが鳴った。


どうやら、長嶋の家に来客らしい。


「どうする?」


「居留守を使う」


長嶋は即答した。


「了解」


その時、長嶋の携帯電話が鳴る。


「なんだろう・・・」


そう呟きながら、長嶋は電話に出る。


『夏実!!開けてよ!!』


その声は少し離れた僕にも聞こえるくらい大きな声だった。


『え・・・。佳奈?でも・・・今は・・・』


長嶋は僕の方をちらりと見た。


『白石君がいるんでしょ?そんなの知ってるわよ』


『え・・・なんで・・・?』


『保健の先生から聞いた。きっと家にいるって』


さすがだ・・・。あの先生は・・・。


『わかった』


長嶋は観念したかのようにそう言った。





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最近寒いですね。


みなさん、風邪はひいてませんか?


僕は少し風邪気味ですww


小説は新しいキャラである、佳奈が登場します♪