「ねぇ・・・長嶋・・・」
彼が言いにくそうに私の方を見る。
「何・・・?」
「屋上のこと・・・」
屋上・・・?
「屋上が何?」
私は聞く。
「今日の屋上のことだよ」
私は記憶を巡らせる。けど、思い浮かばない。
今日屋上に行った記憶はない。
今日の記憶は、一時間目の授業を受けて・・・。
あれ・・・?
二時間目のことが思い出せない。
「今・・・何時間目?」
私は周りを見渡して時計を探す。
「二時間目の途中だよ」
見つける前に白石君が言った。
てことは、二時間目から私は保健室にいたってことか。
でも・・・なんで?
「屋上で何かあったの?」
私は白石君に聞いた。
「・・・覚えてないの?」
彼はため息をつきながら言う。
「うん・・・ごめん・・・。一時間目の授業の後の記憶がない。だから、なんでここにいるのかもわからない」
「そっか」
彼は少し残念そうな表情を浮かべる。
なんだぁ・・・。なにがあったんだ・・・?
「教えてほしいんだけど・・・」
私は上目遣いに彼を見る。
彼は目を逸らして「無理」lと言った。
「なんで?」
「なんでも」
そう言われるときになる。
私はなにをしたんだ・・・?
ピピピピ・・・。
間抜けな電子音が鳴った。
体温計が鳴ったんだ。
私は体温計を取り出して温度を見る。
その温度を見て、私は思わず目を擦った。
38、9度・・・。
重症じゃん・・・。
「その温度なら帰った方がいいわね」
「うわっ!!」
私と白石君は驚いて、声のした方を見る。
「・・・いつからいたんですか。片平先生・・・」
そこにいたのは、保健の片平先生だった。
「なんで、物音立てずにはいってきたんですか・・・」
白石君はあきれながら言う。
「いや~・・・男女二人で保健室にいたからなんか、悪いかなぁって」
何言ってるんだこの先生は・・・。
「はぁ・・・」
私たちは同時にため息を吐いた。
「まあ、それはいいとして・・・長嶋さん。今日はもう帰りなさい」
片平先生は少し真面目な顔になって言う。
「わかりました」
私は素直に従う。早く帰りたいし。
「親は家にいる?」
「いや・・・残念ながら。旅行中で3日ほどいません」
「それは困ったわね・・・」
片平先生は少し悩んだ後、
「じゃあ、とりあえず白石君」
「はい?」
「長嶋さんを送って行ってあげて、今日は看病してあげなさい。先生には言っておくから」
先生は不敵な笑みを浮かべていた・・・。
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押してくれるとやる気が出ます♪
もう11月ですね。
みなさん、今月の目標とかはありますか?
そういえば、小説最近相馬 圭一が出てきてない・・・。
まだ、一回しか登場してないし・・・。