~side長嶋夏実~
「おはよう・・・」
目を覚ました私に白石君が微笑んでそう言う。
うわぁ・・・カッコいいなぁ・・・。
思わず見とれてしまう。
そんな私を見て彼は不思議そうに首をかしげる。
「おはよう。ここはどこ?」
今の状況がいまいちわからないので聞いてみる。
「保健室だよ」
「保健室?なんで・・・」
「長嶋に熱があったから」
「熱?私が?」
私は自分に額に手を当ててみる。
あ・・・。
確かに、いつもより熱い。
すると、彼が「はい」と言って私に体温計を渡してくれた。
用意がいい・・・。
けど、彼がいちいち顔を赤くするのは何でなんだろうか・・・?
そんな彼の表情が少し可愛らしい。
「御苦労」
私は少し偉そうに言ってみる。
「どういたしまして。お嬢様」
白石君は微笑みながらそう言って近くにあるパイプ椅子に座る。
体中の体温が上がる。ドキッとする。
やっぱり・・・私白石君のことが・・・。
私は制服のボタンをはずして体温計を脇に挟む。
彼は、私のその行動を見て顔を赤くしながら目を逸らした。
さっきとは比較にならないくらい顔を赤くして・・・。
なんでなのか、不思議に思い私は自分の胸元を見る。
ああ・・・ワイシャツのボタンも外したから少し見えているんだ。
けど、その程度で・・・。
さっき、彼にドキッとしたことが癪だったのでからかうことにした。
「エッチ・・・」
小さい声で恥ずかしがってるように言ってみる。
「え!?ご、ごめん!」
彼のその表情が可愛らしい。
少し・・・いじめたくなる。
けど、その気持ちを抑える。
どうやら、私はサドらしい。
けど、白石君の前ではあんまり出さないようにしよう。
きっと、私は彼のことが・・・。
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押してくれるとやる気が出ます♪
この作品で初めてのヒロインの目線です。
どうだったでしょうか?
今回そうした理由は夏実の気持ちの方を明らかにするためです。
でも、前半はほとんどが朔弥のほうなので。
よろしくです。
あ!!あとみなさん上のやつ押してください!!
最近、ランキング落ちてきてるので・・・。