4話 家を出ると | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

衝撃の日から一週間が経った。


まだ、僕は長嶋の顔をちゃんと見ることはできない。


でも、最近は少しづつ焦りがある。


圭一が長嶋を好きだっていうことが分かったから。


「・・・そんなこと、気にしても何も変わんないよな・・・」


僕は独り言を呟いて家を出た。


家を出ると、そこには長嶋がいた。


僕の家の目の前を通り過ぎていく君が。


「長嶋・・・」


僕は小さな声で彼女に話しかける。


「あ・・・白石君・・・」


長嶋は僕の声に気づき笑顔で振り返った。


2人の目が合う。


自分の体温が上がるのを感じて、僕は目を逸らす。


「・・・?どうしたの?」


長嶋は不思議そうに首をかしげる。


「なんでもない」


「ねぇ・・・白石君・・・」


長嶋が近づいてくる。


「何・・・?」


心臓の鼓動が早まる。


「熱でもあるんじゃないの?」


僕の額に彼女は手を当てた。


「なっ・・・」


僕は瞬時に彼女から離れる。


「どしたの・・・?」


「いや・・・てか、早く行かないと時間やばいよ」


僕がいうと、彼女は時計を見た。


「あ・・・」


「だろ?」


「うん・・・」


僕らは、小走りで学校に向かった。



「間に合ってよかったね」


息を切らしながら長嶋がいった。


「だね」


僕は答える。


長嶋はバックから教科書を取り出す。


「やば・・・」


バッグの中身を見ながら彼女は呟く。


「どうした?」


僕は聞く。


こうやって聞けるようになってきたから少しは慣れたのだが、まだ目を見れない。


「数学の教科書忘れた・・・」


一時間目にある数学。


ここが一番の正念場になるかもしれない。


「ごめん・・・教科書見せて・・・」


「うん・・・わかった・・・」


少し離れていた席をくっつけた。


顔が赤くなるのがバレなけらばいいんだけど・・・。


そんな不安を抱きながら・・・。




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楓の過去を書いてたんですが、上手くまとまらない・・・。


てか、勉強しないと・・・