50代で初めて「君に届け」を観る。 | 50代を適当に生きるブログ

先日、「君に届け」と言う映画が夜中に放送されていて

とても真剣に観ていました。

 


 

後日、高校時代の友人と電話をする機会があったのですが
友人も、偶然にこの映画を観たとの事。


私 「あの映画を観ていたら・・・Aちゃんの事・・・思い出しちゃって・・・
・・・何回も・・・何回も・・・胸が苦しくなっちゃったんだ・・・」

友 「私も今・・・Aちゃんの話・・・しようと思ってた・・・」

 

と、言う展開となりました。


私達が高校生だった時、同じクラスに
「君に届け」の世界から抜け出してきたかの様な2人がいたのです。

映画の中で、三浦春馬さんと多部未華子さんが演じていたカップル。
ライバルは、桐谷美玲さんが演じていました。

三浦春馬さん → 目立っていて、王子様の様な存在。
桐谷美玲さん → 目立っていて、お姫様の様な存在。
多部未華子さん → 内気で、全く目立っていない存在。

私達の友人であるAちゃんも、とても内気でした。
クラスで一番、大人しい女の子だったと思います。

そんなAちゃんに恋をした男の子がいました。
凄く爽やかでカッコイイ男の子。私達のクラスの春馬君です。

(※彼の名前はB君としましょう。)

 

学校中で大人気の王子様みたいなとても目立つ男の子が
大人しくて目立たない内気な女の子に恋をした場合どうなるのか?!

漫画や映画の中では、いろいろな障害があっても

結局は良い感じにまとまるのですが
実際は・・・なかなか難しい物があり・・・

Aちゃんが泣いているのを・・・
私達は、何回も、何回も、目撃したのです・・・

その度に・・・とても苦しかった・・・

別にB君が悪い事をしているわけではありません。
説明が難しいのですが・・・

まぁ、Aちゃんが、相当な恥ずかしがり屋さんであり、相当な怖がりさんなのです。

男の子に話しかけられる事自体、とても緊張していたと思います。

「付き合おうよドキドキ」と言われて
すぐに「うんドキドキ」と言えるタイプじゃないのです。

それなのに、B君が積極的なのです。

積極的???と、言うか・・・至って普通のまじめな男の子なのですが・・・


具体的に言うと、「2人で水族館行こうよ。」とAちゃんを誘うのです。
その時・・・クラス中に・・・微妙~な感じの空気が流れていました・・・

(※「B君、絶対に焦らないでね、慎重に、ドキドキドキ・・・」と言うクラスメイト達の祈り。)

 

Aちゃんみたいな子を水族館に誘う場合

正解は「皆で水族館に行こうよ。」だったと思います。

放課後となり、「俺、家まで送って行くよ。」と、B君が言えば
「私の家・・・すっごく遠いから・・・バ、バイバイ・・・・・・(汗)」

と言い残し、慌ててAちゃんは去ってゆく・・・

 

クラス中に・・・また、微妙な感じの空気が流れていました・・・

 

B君は、どうにか2人きりになりたいけれど

Aちゃんは、どうしても2人きりになりたくない感じなのです。


同級生達が、気軽に彼女や彼氏を作っていく中で
どうしても、気軽にそう言う事が出来ないタイプもいるのです。

学生のうちは、グループで無邪気に遊んでいたいタイプもいるのです。

「水族館に誘っただけ」だし、「送る」と言っただけなのに
真っ赤になって下を向かれ、涙ぐまれる。避けられる。


こう言うシャイな女の子を好きになってしまった場合・・・
男の子って・・・本当に・・・本当に・・・大変ですね・・・

 

でも、そんな純粋な彼女だからこそ

彼は大好きになってしまったんだと思います。


映画の中でも、こう言うシーン多々はありました。

 

人間に、身分の違いなどは無い!!

ルッキズムや、一軍、二軍、陽キャ、陰キャなど無い!!(と、思いたい・・・)のですが

現実は、いろいろ複雑な人間関係や上下関係などがあり

 

 

男の子が追いかけて、女の子の顔を見たら

 

 

ガガガガ~~~ンっ!!

 

もう・・・切ない事に・・・

泣いちゃってるんだよね~・・・↓↓↓

はぁ~・・・辛いね~・・・

辛過ぎるよね~・・・・・・

苦しいよね~・・・・・・

悲しいよね~・・・・・・

女の子の立場でも・・・男の子の立場でも・・・

もう・・・この場合・・・

どうすればいいのでしょうか・・・

 


演じている俳優さんが、美好青年日本代表 三浦春馬さんなので

映画は非常に爽やかで、優しい空気感となっており
三浦春馬さんは、多部未華子さんの心の成長を

待って、待って、ゆっくり待ち続けてくれて

友達も全員協力してくれて、ハッピーエンドなのですが

私達の友人のB君は、とうとうAちゃんを諦め
全く違うタイプの、超目立つ女の子Cちゃんと付き合ってしまいました。

 

まぁ彼等は 王子様とお姫様なので、とてもお似合いです。

めでたし、めでたし。(?)

 

でも・・・クラス全体に・・・

何とな~く・・・寂しいムードが流れていました・・・

クラス全員が・・・実は2人を応援していたのです・・・

誰が・・・どう考えても・・・2人は非常に好感度がある・・・

最高のカップルだったので!!

 

ねぇ、B君・・・それで良かったの???

ねぇ、Aちゃん・・・それで良かったの???

その後 私は、Aちゃんにだけは

これで良かったの?と聞きました。

Aちゃんの答えは

「B君の、私に対する”好き”って気持ちって・・・結局・・・
それくらいの”好き”だったって事だと思う・・・」との事でした。
(※すぐに諦めて、隣のクラスのCちゃんと付き合えるレベルの”好き”。)


う~ん・・・恋って・・・難しいですよね・・・

特に・・・男の子の片思いって・・・難し過ぎると思いました・・・

 

 

極端な話ですが、想い続けたら

ストーカーと言われたり・・・

諦めて他の女の子と付き合ったら

軽い男と言われたり・・・

 

もう・・・どうすればいいのでしょうか???

 

全世界の片思いしている男の子の気持ちが

女の子に真っ直ぐに届きます様に。

 

まだ届いていない、たくさんの“両思い”たちへ

君に届け!!!!!