やつむね能楽講座~ 「2月2日(日) 13:00〜16:00」(重要文化財 今西家住宅) | 今井町 今西家住宅

今井町 今西家住宅

神武天皇に協力し、県主(あがたぬし)の称号を賜わり、十市県主大目の娘を孝霊天皇の皇后として外戚を結び、吉野潜行に際し後醍醐天皇を警護し、戦国期今井庄を城塞都市化して信長軍と闘うも戦いを収め、自治権を許されて栄えた。建国の地かしはらより 悠久の風を!

~金剛流宗家内弟子・山田能楽ワークショップ~
「能楽の源流となる大和猿楽の発祥の地である大和にて三輪明神大祭の後宴能を奉能しておられる金剛流の能楽を鑑賞し堪能してください!」

時 「2月2日(日) 13:00~16:00」
於「重要文化財 今西家住宅」
主催「財団法人今西家保存会」

一般席 8000円
特別席 15000円(定員30名
)
※いずれも葛湯とお土産付


◎第一部
「能楽講座 ~はじめてのお能~」

講演
金剛流能楽師 山田夏樹
(金剛流宗家内弟子)

仕舞「葛城」宇高竜成
仕舞「野守」宇高徳成

◎第二部
「実演~幽玄の世界を体験~」

仕舞「羽衣」 山田夏樹

※第二部では、舞台裏の楽屋で行われている「装束づけ」から「能面」を掛ける場面までを解説付きでお見せ致します。

※なお特別席は以下の特典がございます。
1.重要文化財の今西家住宅のお座敷で鑑賞できます。演者と同じ高さでご覧頂けます。
2.能面と能装束の体験をしていただけます。講演中とご休憩、終演後の時間を利用し、能装束と能面に触れていただけます。
3.金剛流御用達である本家十松屋の扇を進呈致します。白扇という無地の扇(金剛流仕様) 扇子とは違う舞扇です。

協賛 今井町町並み保存会
主催 財団法人今西家保存会

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今西家は、大国主命に系譜する古代豪族・十市県主の子孫で、戦国の世に今井町へ移り住み織田信長と戦うも降伏を余儀なくされて以降は、今井町の自治権を委ねられた。
建物は、1650年に再建された重要伝統的建造物群保存地区・今井町最古の民家で重要文化財に指定され、裁きが行われたお白州やいぶし牢も残っている。
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※重要文化財指定の今西家住宅で、室町時代から続く世界無形文化遺産の能楽にふれていただく。日本の誇るべき文化財尽くし。能楽堂やホールとは違い演者との距離が近いので貴重な体験となります。特に、普段は見ることのできない舞台裏での作業をお見せします。みなさま今西家でタイムスリップを楽しんで見ませんか。

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演者紹介
◯山田夏樹
能楽師シテ方金剛流。平成元年生まれ。東京出身。六歳の子方出演にて初舞台。以後東京の子方を多数務める。十九年に初シテ(主役)。二十四年に能楽師の登竜門である石橋の赤獅子を被く。当代金剛流宗家 金剛永謹、及び父の山田純夫に師事。現在は金剛宗家の内弟子修行中。

◯宇高竜成 うだかたつしげ

能楽師シテ方金剛流。昭和五十六年生まれ。初舞台は三歳。子方時代を経てプロの能楽師となる。舞台活動の傍ら初心者にもわかりやすく楽しめる能楽ワークショップを企画し、パリ、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。現在京都を中心に活動中。二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父・宇高通成に師事。

◯宇高徳成 うだかのりしげ

能楽師シテ方金剛流。昭和六十年生まれ。幼少より子方出演多数。愛媛の松山市民能にて初シテ猩々を舞う。後に出演多数。二十六歳で石橋、二十八歳で乱を披く。当代金剛宗家、及び父、通成に師事。フランス、ドイツ、韓国の各公演、スペイン・ポルトガルの金剛流海外公演に参加。現在、京都を中心に活動中。

※ ご入用の方は財団法人今西家保存会(TEL:0744-25-3388またはinfo@imanishike.or.jp)まで御連絡くださいませ!