今井町 今西家住宅

今井町 今西家住宅

神武天皇に協力し、県主(あがたぬし)の称号を賜わり、十市県主大目の娘を孝霊天皇の皇后として外戚を結び、吉野潜行に際し後醍醐天皇を警護し、戦国期今井庄を城塞都市化して信長軍と闘うも戦いを収め、自治権を許されて栄えた。建国の地かしはらより 悠久の風を!

家は住みながら育てて美しく熟成させていくもの!家にとって最も大切なのは、建造物や調度品を相続する事よりも愛着を子孫に引き継いでいくこと。その想いが「大黒柱」となり、家を支えていきます。


『古事記』にも登場する古代豪族の子孫が住む邸宅の歴史的価値 日本史の教科書級の遺産の数々に「今までで一番すごい」
“華麗なる一家”の暮らしぶりを紹介する番組「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見」(テレビ朝日系、火曜午後7時、一部地域を除く)。1月27日は「長~い塀の大豪邸へ潜入SP」と題した2時間スペシャルで登場されました。

番組で紹介されなかった「五軒長屋再生プロジェクト」は、「統治倫理」の再実装です。本計画は、観光事業ではなく、 公益財団法人所有の今西家五軒長屋という重伝建地区内での住み続けられる=更新され続ける建築・地区モデルをつくることです。建築家コンペ案などを通じて、「用途を固定しない」、「支配を許さない」、「一時的に託し、手放す」という原理のもとで再生されます。ここでは、誰かが恒久的な権限を持つことはなく、志に共鳴した人が期間限定で責任を引き受け、次へと渡していきます。これは、今西家が歴史の中で担ってきた自治の倫理を現代において実装し直す試みです。

We are grateful for the overwhelming response to the January 27th broadcast of "Platinum Family."
The Imanishi family is not a family with a history of business. Following the disarmament of Imai-cho by Oda Nobunaga, the Imanishi family was entrusted with the autonomy of Imai-cho and has maintained the town through consensus, mediation, and responsibility, rather than relying on military force or state authority. This is based on the principles of governance without domination, publicness without ownership, and order without usurpation. The Imanishi family's ambition is nothing less than a determination to maintain society without power.
The Goken Nagaya Revitalization Project is a re-implementation of "governance ethics." This plan is not a tourism business. Through the proposal submitted through an architectural competition, the Goken Tenement Houses will be reborn under the principles of "no fixed use," "no control allowed," and "temporarily entrust and let go." Here, no one will have permanent authority; instead, those who share the same aspirations will take on responsibility for a limited period and then hand it over to the next person. This is an attempt to re-implement in the modern era the ethics of autonomy that the Imanishi family has upheld throughout its history.

皆様と一緒に、新しい日本の景色を見られることを楽しみにしています。#プラチナファミリー #まちづくり #今井町 #五軒長屋再生 #奈良県 #橿原市 #今井町 #今西家住宅 #民家初の国宝へ

読売テレビ 10月1日放送 なぜ奇跡のまちが出来て、どうして町並みが残ったかを若一調査隊が深掘りされています。
なお、「Let'sGO!若一調査隊」は、読売テレビの『かんさい情報ネットten.』で、毎週水曜日の午後4時台後半以降に放送されておれます。

 

 

奇跡は、明治新政府から男爵位を叙勲授与を辞退してまでも今井町を守ろうとした今西逸郎の鉄道駅計画反対から起こったと亡き父が申しておりました。(クリック 今西家住宅ホームページへ移動)

今西家棟札『慶安参年参月廿弐日』銘(重要文化財附指定)が残っている通り、武家諸法度の厳しい規制の中再建を果たした日(1650年3月22日)です。
 惜しむらくは、(昭和ニ)1927年北丹後地によって、主屋西につながっていた牢屋と主屋南西の三階倉が倒壊したことで重文指定後の修復を果たせなかったことですが、明治維新後も引き続き今井町の市中取締役の任にあった当家十三代目当主今西逸郎が男爵位を明治政府から薦められたものの500円の資産基準に届かない程ひっ迫しており牢屋や三階蔵の修復がままなりませんでした。
 そんな折に今井町有志の方々の手弁当のボランティア精神によって、建物「やつむね」が倒れないようにと丸太二本で支え補強していただいたことは、何よりもの当家に対するねぎらいであり、いかなる勲章よりも価値がある誉れであったと祖父や父が生前語っておりました。
 後に今西逸郎が今井町近隣に持ち上がった鉄道駅建設計画に反対した英断によって今井町の乱開発が阻止され、町並みは残り、現在では国の指定重要文化財9件、県の指定重要文化財3件をはじめ、16世紀から20世紀まで多様な歴史的景観が残る今井町は、500軒余りの日本で一番多くの伝統建造物が残っている重要伝統的建造物群保存地区に選定されるにいたりました。
  当時の今西家当主も近視眼的な人達から近代化を遅れさせたと陰口を叩かれて今井町の行政から退きました。
奈良県には、法隆寺や東大寺をはじめとする木造建築物がありますが、まさに生活が現在進行形でそこに存在する今井町の古い町並みもまた木の文化を体現したものであります。
木の文化の源である奈良県からこそ消費社会に投げかけられる何かがあると思います。
 ニーチェが「独創とは、古いもの、古くから知られていたものや誰の目にも触れていたが見逃されていたものから観察し新しきものを見つけ出す知恵である。」と言っているように封建時代の自由都市今井町から知恵と発想の宝物探しがいっぱい詰まってるのでご来訪を待っています。
 先日来訪された吉田一平長久手市長は、今井町の町並みと隣組制度が残っているのがうらやましいと仰っていました。便利よりもむしろわずらわしいことが良いのだと力説されていました。