父とわたし | 私の相棒・ジストニアとの日々

私の相棒・ジストニアとの日々

ジストニア(進行性らしく、全身に症状がある)
家の中では、松葉杖と歩行器を体調により使い分けている。外は車椅子で移動。

股関節脱臼 2度手術。

◎人それぞれ症状や治療法などは違います。
私自身が体験したり感じたことなどを綴っています。

今年は、父の入院から始まりました。
昨年末から検査入院は決まってはいたのですが、お正月と妹の結婚のことなどがあり、年明けにして貰いました。

昨年末に入籍だけ済ませた妹夫婦をみて安心したのか、父は正月早々、体調を崩してしまいました。
認知症があるので検査入院のことは黙って過ごしいたのですが、入院する前日は、知っていたかのように「姉ちゃんは姉ちゃんのままでいい」と私に何度も言っていました。
なぜか、私のことを名前で呼ばなくなったんです。

私「誰かわかっているの?」

父「いちばん怖いお姉ちゃんや」
たしかに、父が甥や姪がチビの時にやんちゃをすると、そう教えていました。

入院する当日、私はいつものように行こうとすると「○○は○○のままでいいよ!あとは頼む!」

父は、全部わかっていたんだと思います。
妹と何があっても普通に・・・と話して決めていたから、私は、何も答えられなかった。

数日後、父にその話をなんとなくすると、私のことがわからない。
でも、怖いお姉ちゃんやで!と言うと笑いながら○○や!と名前で呼んでくれました。

父は父!私はわたしでいいのだ!
あらためて、父が教えてくれたことでしたおねがい