台北B級グルメ旅行・・・3日目:国立故宮博物院など | ヨシとユッコのブログ

ヨシとユッコのブログ

2012年12月29日(金)に開設しました。
2013年2月末にサラリーマン生活をリタイアしたヨシと
その良き伴侶であるユッコが綴るセカンド・ライフのブログです。
旅行とグルメを中心に、お伝えして行く予定です。

1日分をまとめて書いたので、長~いブログになってしまいましたが、最後まで読んで頂ければ幸いです。

 

2024年5月14日(火)、台北B級グルメ旅行も3日目となりました。

この日は、国立故宮博物館をじっくり見学しました。

そして昼食は・・・この旅行で数少ないA級グルメのレストランで頂きました。

 

朝食は、もちろんB級グルメのお店でした。

 

■四海豆漿大王

ホテルから徒歩20分ぐらいのところにある、台湾の定番朝食の鹹豆漿のお店です。鹹豆漿とは・・・豆乳にお酢を入れて、おぼろ豆腐状に固めたスープです。昨年12月に、テレビ番組で知り、自分で作って食べていますが、本場の味を知りたくて訪れました。

※鹹豆漿について書いたブログは ⇒ こちら

 

■入り口

左はテイクアウトの列、イートインの列になっていました。店内で食べるので、調理場の横を通って中へと入りました。

 

■店内

中はけっこう広くて、10卓ぐらいのテーブルが並んでいました。ほぼ満席でした。

 

■メニューと注文票

写真付きのメニューを見て、注文票に記入するシステムでした。注文票を書き終わったけど、なかなか取りにきてくれません・・・他のお客さんが、「あそこに持って行ってお金を払うんだよ」って感じで指差しました。注文したのは、鹹豆漿(しょっぱい豆乳スープ)、冰豆漿(冷たい豆乳)、焼餅+油條(焼きパン+揚げパン)です。

 

■テーブルの上

お箸、れんげ、調味料が置いてありました。

 

■注文の品→実食!

鹹豆漿にも油條が入っていましたが、それ以外の具材はほとんどありませんでした。味も薄目で、ラー油をかけるとちょうどよくなりました。ユッコ曰く「ヨシの作った鹹豆漿の方が美味しいよ」。焼餅はパイみたいに層をなしていて、少し甘じょっぱくて美味しかった。油條は、ちょっと油っぽいかな。冰豆漿は、ほんのり甘味があって美味しかった。

 

朝食を終えて、MRT(地下鉄)で中山駅から士林駅へと移動しました。

 

■中山駅、MRT(地下鉄)、士林駅

もう3日目なので、MRTに乗るのには慣れました。

 

■タクシーで・・・

士林駅から国立故宮博物院までは、タクシーを利用しました。初乗り運賃が85台湾ドル≒430円で、何m毎かは分からなかったけど5台湾ドル≒25円ずつメーターが上っていきました。約15分乗って、運賃は150台湾ドル≒750円でした。安いですね!

 

■入場

エスカレーターで、地下のタクシー降り場から1階へと上がりました。音声ガイドを借りてパンフレットをもらって、ネットで事前購入しておいた電子チケットをスキャンして、中へと入りました。

 

■大階段

この階段を上って、3階へと行きました。

 

階段を上った正面では、企画展が開催されていました。

 

■華麗魔法屋

200年前のヨーロッパで流行したロココと呼ばれる置き物、宝飾品が展示されていました。とても奇麗で可愛らしく、しばらく見とれてしまいました。

 

次に向かったのは、国立故宮博物院で最も有名な二つの展示物・・・翠玉白菜と肉形石です。

 

■貸し出し中・・・

残念ながら、翠玉白菜は貸し出し中ってことでした。

 

■肉形石

こちらは実物が展示されていました。どこから見ても、本物の豚バラ肉の角煮ですね。

 

この後、3階の展示物をじっくりと見て回りました。

一つひとつはとても紹介できないので、写真だけを載せますね。

 

①硯(すずり)

 

②青銅器

 

③宝石細工

 

ディスプレイの前で、みんな何かをやっていました。

 

■弓矢のゲーム

ディスプレイに表示された的を狙って弓を引く真似をすると、矢が飛んでいくというゲームでした。けっこう難しくて、ユッコは1本しか当たりませんでした。

 

3階を一通り回って、2階へと下りました。

 

④陶磁器

 

⑤印鑑

 

⑥書画

 

ここまで見学したところで、昼食のレストランの予約時刻が近づいてきました。

この日の昼食は・・・A級グルメのレストランで、日本からネットで予約しておきました。

 

■予約時刻の10分前

一旦、博物院の外に出ました。ここで、記念の二人撮り!

 

予約したレストランは博物院の隣で、徒歩3分でした。

 

■故宮晶華

2008年6月にオープンした博物院敷地内の広東料理のレストランです。料理もさることながら、内装、外観、メニューの全てが「故宮の宝物」とのリンクして、中華文明の流れを体感できるレストランです。
※公式HPは ⇒ こちら

 

■店内

さすがに豪華な造りです。テーブル間隔も広く、落ち着いて食事を楽しめました。

 

■通された席

窓際の眺めの良い席に通されました。予約しておいたので、2人分がセットされていました。

 

注文するメニューは、事前にネットで調べて決めておきました。

国立故宮博物院の人気秘宝でる「翠玉白菜」と「肉形石」を模したメニューがありましたが、けっこうお高かったので、展示品を見るだけにしました。

 

■見送ったメニュー

翠玉白菜と肉形石にソックリに作った料理です。

 

■まずはビール!

喉が渇いていたので、メッチャ美味しく感じました。

 

ビールを飲みながら待つこと約10分、次々と料理が運ばれてきました。

 

■注文した料理→実食!

上から・・・

◇水晶蝦餃皇(エビ入り蒸し餃子):220台湾ドル≒1,100円

◇上湯小籠包(スープ入り小籠包):260台湾ドル≒1,300円

◇黄金水蓮(水蓮菜炒め):360台湾ドル≒1,300円

◇海鮮湯麺(シーフード入りタン麺):420台湾ドル≒2,100円

◇故宮香炒飯(シルク・パレス特製チャーハン):420台湾ドル≒2,100円

それに飲み物とデザートが・・・

◇台湾ビール:250台湾ドル≒1,250円

◇烏龍茶×2:120台湾ドル≒600円

◇豆沙芝麻球(あずき入りごま団子):100台湾ドル≒500円

・・・でした。二人でこんなに食べられるかと思ったけど・・・どの料理もすごく美味しくて、完食しました!特に故宮香炒飯は、今まで食べた炒飯の中で一番美味しかった!

 

黄金水蓮に、見慣れない食材が入っていました。

 

■見慣れない食材

オレンジ色の野菜のような食材でした。店員さんに何かと聞いたら、「金蟲草」と書いた紙を見せてくれました・・・それって何?って顔をしたら、今度はスマホを持ってきて見せてくれました。そこには「冬虫夏草」と表示されていました。虫の死骸に生えるキノコですね・・・。右下は後で調べた写真ですが・・・食べる前に見なくて良かった・・・。

 

そして、デザートには・・・。

 

■豆沙芝麻球(あずき入りごま団子)

ユッコが大好きなゴマ団子を注文しました。美味しかったけど、がワイ・オアフ島のチャイナタウンにあるレジェンド・シーフード・レストランのゴマ団子の方が美味しかった。

※その時のブログは ⇒ こちら

 

さすがにA級グルメのレストランは美味しくて、ヨシもユッコも大満足でした。ちなみに・・・料金は、サービス料10%を含めて2,365台湾ドル≒11,800円でした。士林駅からの往復のタクシー代は1,500円ぐらいなので、国立故宮博物院を見学しなくても、食べに行く価値があると思います。

 

美味しい広東料理を堪能して、博物院へと戻りました。

そして、ヨシとユッコが一番見たかった展示物を見に行きました。

 

■二つの象牙細工

超精緻な象牙細工で、どうやって作ったのか考えると、気が遠くなってしまいます。

 

■雕象牙透花人物套球

1本の象牙から透かし彫りされた球は21層から成り、それぞれの玉が回転します。親子3代が、100年以上もの年月をかけて完成させたと言われています。すごい!!!としか言いようがありません。

 

■雕象牙九層塔

1本の象牙から掘られた高さ60cmの九層の塔です。各層には緻密な透かし彫りがあります。こちらも見応えがありました。

 

そして、1階の残りの展示物を見て回りました。

こちらも、写真だけを載せておきます。

 

⑦仏像

 

⑧映像展示

 

約4時間かけて、国立故宮博物院の宝物をじっくり見て回りました・・・大満足!

最後に、ギフト・ショップを覗きました。

 

■ギフト・ショップ

雕象牙透花人物套球のミニチュアがないか探したけど・・・ありませんでした。翠玉白菜のぬいぐるみがあったけど、あんまり可愛くなかったので・・・パス。結局、何も買いませんでした。

 

この後、士林駅の近くにあるルネサンス台北士林というホテルにあるTeaLab茶坊でお茶を飲んでから、淡水に夕陽を見に行くスケジュールでしたが・・・お腹がいっぱいだったし、曇り空だったし、歩き疲れたので・・・マンゴーかき氷を食べて(別腹!)、ホテルに戻ることにしました。

 

■行けなかったTeaLab茶坊

優雅な雰囲気に浸りながらお茶を飲みたかったけど・・・またの機会に・・・。

 

■タクシーで・・・

国立故宮博物院から士林駅までタクシーに乗って、MRT(地下鉄)で雙連駅へと行きました。

 

台北旅行では絶対外せないかき氷店へと行きました。

 

■冰讃(ピンサン)

雙連駅から徒歩数分のところにあるかき氷のお店です。台北で一番美味しいマンゴーかき氷と評判です。いつも大行列なのですが、運良く誰も並んでいませんでした。マンゴーが穫れない時季は閉店という徹底ぶりで、今年は4月20日にオープンで、10月末までの営業とのことでした。

 

■店内

たくさんのテーブルが並んでしました。

 

■メニュー

マンゴーかき氷以外のメニューもありましたが、みんなマンゴーかき氷を食べていました。注文を終えると呼び出し端末を渡されて、振動して光ったら取りに行くシステムでした。

 

■マンゴーかき氷実食!

フワフワのかき氷に、甘~い完熟マンゴーが載って、マンゴー・シロップがかかっています。やっぱりメッチャ美味しい!!!並んでも食べる価値がありますね。

 

ますますお腹がいっぱいになったし、歩き疲れたので、ホテルに戻ることにしました。

その前に、近くにある台湾カステラのお店に行きました。

 

■双連現烤蛋糕

台北で一番美味しい台湾カステラと評判のお店で、テイクアウト専門です。お店の前のベンチで食べているカップルがいました。

 

■メニュー

オリジナル、チーズ、アール・ティー、チョコレートの4種類があって、600gで140~170台湾ドル≒700~850円で、小さな方はどれも55台湾ドル≒280円でした。どれにしようか迷ったけど、どうせならってことで・・・小さい方を4種類全部お買い上げ!

 

ホテルに戻ったのは、午後4時頃でした。

お風呂に入って疲れを取ってから、夕飯代わりに買ってきた台湾カステラを食べました。

 

■台湾カステラ実食!

日本のカステラと比べると、甘さが少なくてフワフワで、シフォンケーキみたいでした。ヨシとユッコの好みは、アール・ティー→チョコレート→オリジナル→チーズの順番でした。

 

まだ眠るには早いので、持ってきたノート・パソコンで韓国ドラマを観ました。

 

■愛していると言ってくれ

1995年に豊川悦司と常盤貴子のダブル主演で、平均視聴率21.3%、最高視聴率28.1%の大ヒットとなったテレビ・ドラマの2023年韓国リメイク作品です。売れない女優と耳の聞こえない男性画家が偶然出会って。互いにぶつかり合いながらも、愛は言葉だけでなく様々な方法で表現できること、そして心でしか聞こえない音があることに気づき、繋がりが強くなっていくという切ないラブストーリーです。1話が約90分で、全16話です。

 

2話観たところで眠たくなってきて、台北B級グルメ旅行の3日目が終わりました。

 

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