先週、火曜日。
日中は雲も多く見られるかどうか不安でした。
前日の雨もあって、雲が出来やすいようで、
時折、月が雲に隠れるのを不安に感じながらお仕事。
そう、この日は「ふたご座流星群の極大日」
未明には雲も晴れ、観測には適した状況になるはず。
それを信じて、仕事を終え、一人、車を山へと駆る。
目的地は、いつも流星観測をしている。宮ヶ瀬の一角にある駐車場。
他の場所に比べ、ココだけは街灯も少なく、天体観測には
適している場所なのである。
難点は、視野が南東方面にしか開けていないこと。
しかし、言い換えれば、南東から天頂にかけては開けているので
この流星群の観測には、さしたる影響はない。
ただ、、、この日は、、、
「絶好の観測日和」ということもあって
『実に人が多くいました』
普段なら、人っ子一人いない場所なのに、既に車が十台ちかく・・・
道路もひっきりなしに車が往来するので、、、
決して『絶好の場所』ではなかった。
しかし、街の明かりの影響は皆無と言ってもいいので
気にせずカメラを天に向ける。
基本的には、シャッター速度=60秒…で
何度もとり続ける。
現場では写っているかどうか良くわかんないから、次々と撮影しておく。
その後、明るめの写真を撮りたくなり、シャッター速度=BULBにすることを決意。
いや、、、この決意は重要なんです。
なぜなら、ワタシ……
BULB用のリモコンを持っていないので
『ずっと手で押さえてなくちゃいけないから…』
寒空の中、、、
じっと、シャッターボタンを押し続ける。。。
しかも、動いちゃいけない。
結構、覚悟がいるんですよ、コレ。
そんななかで撮った写真達。
当然のことのように
『星がウニウニと波打ったモノ』もできあがってしまうんですが…
ちょっと気になる写真が撮れました。
コレです↓
何が気になったか分かります?
この写真の左上部。電線の間を拡大したモノが
コレ↓です。
これって、、、流星??
非常に疑問です。
ただ、もしコレが流星なら
「人生初。流星の撮影に成功」
ばんじゃぁ~~~ぃ……てことになります。
仮に違ってもいいです。
『流星の撮影に成功したことにしておきます』
【自分の中で!!】
さて、そんな撮影を繰り返している内に、辺りがだんだん白くなってきました。
そうです。【雲】です。
気がつけば、辺り一面真っ白。
こりゃ、もう、ダメだね。
…そう思い。この場を撤収。
ただ、時刻は23:30。
未明にかけてまで観測できるはずの流星群を、こんな時刻に
ギブアップはしたくない。。。
そこで、今度は「西湘」を目指しました。
神奈川県を【縦断】です。
ま、ほぼ直線の縦断なんで、一時間程度で目的地到着。
こちらは、明るいが、雲は全くなく。
南は【海】なんで、街明かりが目にはいることもないから
観測はしやすい。。。
…が、やはり『人は多い…』
そんな中、カメラなんて担いでいるおっさん。。。
周りでは、若者達がワイワイ言いながら、流星を観測。
『自分……浮いているなぁ~』…と思いながら
そこで2時くらいまで過ごす。
これらが、西湘に移ってから撮った写真。
右側の写真の、下方の光は『街灯の光』が入ってしまったモノ…… う~ん残念。
結局、最後はカメラのバッテリーが切れたから撤収。
あっっ……なんかひたすら写真だけ撮っていたような
行動記録のようですが、基本的にはずっと上を眺めていたんで
流星は、結構見られましたよ。
具体的に数えていた訳じゃないから「何個くらい」…って言えないんですが。。。





