双子山 散策記(3) ~登坂・編~ | ★☆与_太_朗☆★ の【だれだれ日記】

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日々の生活のなかで感じたことを
自分なりの表現で書く・・・
結構ダラダラ系のブログです。
【だれだれ日記】の再刊行でぇ~す。

さぁ、登坂開始。


  ☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-003   ☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-001


普段と違い、ワタシの右手には

『金剛杖 ~富士山焼き印入り~』(おみやげ用)


☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-005

熊鈴が欲しいと言う相棒の願いを叶えるため
鈴が二つ付いた“それ”を持つことに…
(なんとも心許ない熊鈴。。。)


さて、一面に広がる火山礫(砂礫)。

何処に向かうと「双子山」なのかもさっぱり分からん。


とりあえず、斜面を登る…

☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-004   ☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-002

足が滑る。。。


また登る


足が滑る。。。


『あは~っ…噂には聞いていたが、、、』

【歩きにくいことこの上ないわドンッ


必要以上にストライドを拡げるが、コレが墓穴。
そりゃそうさ、、、だって、戻されるんだもん。
[その足]…


30分もしない内に「汗だく」になる…ワ・タ・シ


まてまて…こんなんじゃ、最後までもたんぞ。。。


意を決して、シャツを脱ぎ「Tシャツ」だけになる。
もぅ、見てくれなんか気にしない!!
そこにいるのは、ただの『メタボくん』でした。


相棒はサクサクと登っていく。
ワタシはズルズルと滑らされている…

『歩き方の問題か?』

そんな疑問が頭をよぎるが、どう変えていいかも分からず
結局、いろいろな歩き方を試すが…

どうやっても足は取られる…

『はぁ~……、気にするの止めよ。。。』

黙々と(いや“ヒィヒィと…”)登り続ける。


たまに歩みを止め、麓から吹き上げてくる
風…というか雲を眺める。


『風……は、心地よい~よぉ~音譜


この風が上まで運んでくれれば、なお良いのに…



☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-006



そんな勝手の妄想をしながらも、双子山の片割れに登頂。


☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-007   



もう一方の背後には富士がそびえている…

☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-008

…はずだが、『真っ白で』何も見えませんでした。はい。ガーン


反対側はどうなっているのか?


その疑問を解き明かすべく、荷物を下ろし歩いていく…

先には谷筋があるようだが、余りよく見えない…

そこにある石を眺めたり、積まれたケルンを眺めたり……ニコニコ

☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-010     
☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-013   ☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-011

適度に時を過ごし、荷物の場所に戻る。。。


さぁ、、、
相棒曰く、次に『幕岩』なるモノを目指すらしい。


「ふぅ~~ん」
何も考えのないワタシ。
「それどこ?」

と問うと、相棒…やや困惑の様子。

そう、どっちに行ったらよいか、イマイチ分からず…



☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-009

見渡す限りの「樹林帯」
案内も何もない「山頂」
そもそも、「道」というモノを通って登った
という感覚さえないような場所。


簡単にいえば【ロスト】である。ダウンダウン


目指す幕岩への中継点である「四辻」なるもの…
…を探す。

あれかなぁ?


☆与太朗☆ の【だれだれ日記】-012


山の麓の「十字路っぽく」見えるモノを見る。

が、もしあれが四辻なら、目の前に広がる「樹林帯」を
歩けということになる・・・



『えっっ…マジで……』


友人の持つ「中途半端な地図」を借り
しばし、にらめっこ……


縮尺も何も分からないガイドマップに

うっすらと表記されている【等高線】だけが頼り。



『ふむ、、、四辻はあっちだ!!』


声高に叫び、歩みを進める…
(本当かどうかは、、、さっぱりわからん)


ま、、、違ったら『幕岩』を諦め、来た道を戻ればイイサ

そんな思いで歩き始めた…


ふと気づくと「金剛杖の鈴」が一個無くなってるしょぼん
(ありゃりゃ……なんの暗示だか……)


<つづく>