雑記 | 八重樫良友のブログ

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当たり前のことほどよく忘れる



八重樫です。

良い人間、悪い人間、好き嫌いはあくまで自分の主観でレッテル貼ってるだけであって、正式に、この人は良い人間です。悪い人間です。なんて決まってない。

というか人間はそんな単純じゃない。そんな単純なことをよく忘れる。というか、妄信的に、善悪の二元論で物事を見てしまう。

人間はもっと複雑で生々しくてリアルで、だからおかしくてみたいな。

勧善懲悪を信じて育ってきた、いい意味で本当に根は真面目に育ったから、大学の講義で、教授が「赤信号だから止まるんじゃない。車が来るのが危ないから止まるんだ」的なことを言っていて随分衝撃を受けた。赤信号は、車が来てなくてもしっかり待っていた八重樫だったからだ。(それが悪いわけではない。でも滑稽と言われてそうかもしれないと考えさせられたのだった)

ドラマも本当に作家さんの価値観がよく反映されていると思う。

たとえば、いまハマってみている大河ドラマ「真田丸」は本当に人間が人間臭い。登場人物は皆、善人とも悪人とも決めつけられない複雑さで構築されている。どこかしらに憎めないおかしみがある。でも見方を変えれば卑怯者だしズル賢い、ときに非情に映る。

けど、人間ってそういう綺麗な部分あるよな。
っていうところが眩しく描かれていると凄い幸せな気分になる。

完璧な良い人間なんて存在しないけど、そういう綺麗な部分は持っていたいと思う。

思いの外、汚い部分は普通に生活していたらドンドン育っていく環境に身をおいている気がするからだ。

何を書きたかったか忘れたが、この人はこういう人間なんだってあまり決めつけないようにしよう。特にマイナス方面に。


その方が随分と生きやすそうだ。