今日、9月22日は「中秋の名月・お月見」の日です。
で、今年もこの話・・・(笑)
どうして、お月様にうさぎさんがいると言われているのか、知っていますか?
これは、聞いた話ですが・・・
むかしむかし、ひとりの老人が、とある山を訪れました。
その老人は、山に住む動物たちを呼び集めて、
「もう、何日も何も食べていない。空腹で空腹で倒れそうだ・・・」
と言って、山に住む動物たちに何か食べ物をくれるように頼みました。
動物たちは、老人に何か食べ物を探してあげるため、それぞれ山に散っていきました。
しばらくして・・・
サルは山から木の実をたくさんとってきて、老人に差し出しました。
キツネは、川で魚を捕まえてきて老人に差し出しました。
何もとってこれなかったウサギは、老人が焚いていた火の中に飛び込み、自分の肉を差し出しました・・・。
それを哀れに思った老人は、自分は仏様の遣いである帝釈天だということを告げ、このかわいそうなウサギを永遠に月に住まわせてあげようと言い、月に上げました。
それ以来、日本と中国では月にウサギが住んでいると言われるようになったとのことです。。。
ウサギ好きにはちょっとたまらなく切ない話しです。
でも、実際のウサギは、自分から火の中に飛び込むことはないでしょう・・^^。
いま、中国とも仲良くしていただきたいものです。
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