とうとう、彼は1年経ってもシャンプーテストには受かりませんでした。(平均2ヶ月でだいたいの人は受かります。)
こんな人はおそらく美容業界で初めてだと思います。
正直私達も、もうどう教えていいのか
わからずにいました。
彼の1年の目標は
『何事にも全力で取り組む』でした。
今年の夏ごろに彼にレッスンを教えていたら
また何回も同じ注意になったので
私「ねーヤル気はあるの?」
A「あります。」
私「ごめんだけど私には、伝わって来ないわ。一度言われた事は次は絶対しない。初めてする仕事や練習しないとできない事で私は怒ってるんじゃないんだよ。」
「少し気をつけたらできるレベルの事なのになぜしないの?私への嫌がらせなの?」
目標を指差して
私「じゃあ、あなたが今年の中で全力で取り組んだ事を教えてください。」
A「…(考える)…ないです。…」
私「え?ないの?じゃあ、あれは?」
「目標は、成し遂げる為だけにあるわけではないけどそれに対して自分が何処まで努力できるかじゃない?」
「私、もう疲れたよ。あなたに注意するの。お客さんに実際迷惑がかからないなら私はもうどうでもいいことなの。でも実際に迷惑かけすぎでしょ?」
「A君の最終目標はどこ?」
A「ヘアメイクがしたいです。」
私「ヘアメイクの仕事も美容師の仕事もお客様を綺麗にすることだよね?じゃあ、どういう気持ちが必要かわかりますか?」
A「綺麗にしてあげたい気持ちですか?」
私「それはもちろん当たり前だけど、その人を思う気持ちだよ。痛くないかな?気持ち悪くないかな?って思ってあげる気持ちじゃない?」
そう、A君には人として人を思いやる気持ちが大きく欠如していました。
私の友人はドライヤーを頭にぶつけられて謝って貰えなかったそうです。
モンスター社員④へつづく
Android携帯からの投稿
こんな人はおそらく美容業界で初めてだと思います。
正直私達も、もうどう教えていいのか
わからずにいました。
彼の1年の目標は
『何事にも全力で取り組む』でした。
今年の夏ごろに彼にレッスンを教えていたら
また何回も同じ注意になったので
私「ねーヤル気はあるの?」
A「あります。」
私「ごめんだけど私には、伝わって来ないわ。一度言われた事は次は絶対しない。初めてする仕事や練習しないとできない事で私は怒ってるんじゃないんだよ。」
「少し気をつけたらできるレベルの事なのになぜしないの?私への嫌がらせなの?」
目標を指差して
私「じゃあ、あなたが今年の中で全力で取り組んだ事を教えてください。」
A「…(考える)…ないです。…」
私「え?ないの?じゃあ、あれは?」
「目標は、成し遂げる為だけにあるわけではないけどそれに対して自分が何処まで努力できるかじゃない?」
「私、もう疲れたよ。あなたに注意するの。お客さんに実際迷惑がかからないなら私はもうどうでもいいことなの。でも実際に迷惑かけすぎでしょ?」
「A君の最終目標はどこ?」
A「ヘアメイクがしたいです。」
私「ヘアメイクの仕事も美容師の仕事もお客様を綺麗にすることだよね?じゃあ、どういう気持ちが必要かわかりますか?」
A「綺麗にしてあげたい気持ちですか?」
私「それはもちろん当たり前だけど、その人を思う気持ちだよ。痛くないかな?気持ち悪くないかな?って思ってあげる気持ちじゃない?」
そう、A君には人として人を思いやる気持ちが大きく欠如していました。
私の友人はドライヤーを頭にぶつけられて謝って貰えなかったそうです。
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