このブログは毒舌ブログなので嫌いな方はスルーしてください。

毎日イライラしすぎてまた病気になりそうなのでここで吐き出させてください。

モンスター社員A君
見た目はかなり真面目くん
でも、典型的なゆとり世代の考え方
27才
既婚
子1人
独りっ子なのに婿養子
姉さん女房の尻にひかれまくり(年の差7才)
嫁は元エリートで転職後もおそらくエリート
義父に異常に嫌われている。
記憶力が悪い
話しを聞き流す性格
謝ることを知らない
嘘が多い
嫌な事から逃げるタイプ



去年、私が病気になってから私が働くお店に入社してきました。
とにかく今まで見たことない不器用な人で
説明した事は全てメモをとらないと覚えられない、正式にはメモをとっても覚えてない。
メモ男。

私は、今のお店ではパートなのですが社員
が新しく入ってきたらほとんどの事を教える係でした。
美容師になって一番最初にぶち当たる壁はシャンプーです。
うちの店は閉店後のレッスンは強制していないのでお店にお客さんがいない時はレッスンしてもいいですよーっていうシステムでした。
一ヶ月ぐらい毎日のようにシャンプーレッスンに付き合いました。
それから、私は抗がん剤で髪がぬけてしまい体調にも波がありシャンプーレッスンに付き合えなくなりました。
三ヶ月ぐらいたってオーナーから食事に誘われて
オーナー「あのこ不器用すぎるし全然お客さんにいれれないから辞めてもらおうかと思うんけど、どう思う?」

私「んーー。確かに不器用すぎますよね。でも人間的に悪くないと思うんですよね。だからもう少し様子を見てみませんか?」

そもそもここが私の判断ミスでした。

ある
ヤル気があるのか?ないのか?わからない彼に
オーナーが「君はもうそんなに若くないし、申し訳ないけど不器用過ぎて美容師には向いてないと思う」
「君のために言うけど他に向いてる仕事があるんじゃないか?と思う。」
「どうしても美容師やりたいっていうなら本気でやれるなら僕もとことん付き合うよ」
「人より不器用やし人よりスタートが遅いぶん死ぬ気で頑張らないと君は家族を養わなあかんねんで!わかってるんか?」
「君から必死さが全く伝わってけえへんねん!」
「よく考えてみて。」と言ったそうです。
すると何日間か経って
辞めると言ってきたそうです。
違う仕事につくと。

可愛そうな気もしたけど
仕事に対する熱意を全く感じれなかったからそれで良いんじゃないかと思った。

美容師にとってアシスタント時代は本当に辛くて
安いお給料で実労働12時間
休憩なし、ご飯なんてお昼に食べれれば奇跡。
終業後のレッスンに2,3時間が当たり前の激務です。
今は、これが問題となってるみたいですが
私は、この経験や必死に頑張った自分があるから今の自分がいて
レッスンや経験は、全て自分の財産になるだからその時は辞めたいと何百回も思うほど辛かったけど良かったと思うんです。
これを乗り越えられたのは、
美容に対する熱意』
それが全ての原動力なんです。

彼には、それが大きく欠けていました。

彼は、辞めると言ってから1日で辞職を撤回しました。

「死ぬ気で頑張ります」


私の抗がん剤も終わり3カ月経ったぐらいからシャンプーレッスンを再開しました。

ここまで彼が入社して7ヶ月が経ちました。

通常シャンプーテストは1ヶ月~2ヶ月で合格しないといけないものですが
久々にシャンプーしてもらったら
「え?何してたん?今まで?」ってなりました。

耳に水がはいるし
髪を引っ張って痛い
服の襟はびしょびしょにぬらされ。

そこからまた、毎日のようにレッスン
私の弱々しくながらもやっと生えた髪が傷みはじめました。
できるだけ優しく教えるつもりでいましたが、、、
耳に水入ってないか確認して入ってたらちゃんと謝ってすぐに拭いてって
これ、小学生でもわかりますよね?
でも、彼は言われないと出来ない人でした。

「お客さんはね言いたい事言えない人がほとんどなんだよ。だから私達が不快な思いをさせないようにするのは当たり前で人間は失敗もするけど失敗したら謝ろう!」

「でも、君はそれを気づいてるにも関わらずお客さんが何も言わないからまーいっかって思うよね?」

「それは、ずるい考えやで!お客には感覚ってものがあるんやから、気持ち悪いとか、痛いとかちゃんと感じてるんだよ。」

いつも少々熱くなってしまっていました。

でも、これって接客業をするにあたって当たり前の事ではないでしょうか?

つづく



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