ブログの上でも、いよいよ10月に突入。
残暑が長かった分、秋の進み具合が早く感じますね。
10月最初の日曜日は、自分へのご褒美ランチ。
鬼嫁がそばというのなら、そばなんでしょう
場外市場を貫く桑園発寒通から中に入ったところ。
飾り気がなく、どこか凛とした佇まい
こんなブログで紹介する店ではありませんが、
前から気になっていたので、満を持して初訪問
開店したばかりなのに、駐車場はもういっぱい
真っ白い暖簾をくぐると…
本日のそばは、摩周産キタワセとな
玄関で靴を脱いで上がるタイプのお店みたい。
「大きなテーブルの相席でよろしければ」
ご年配のお母さんが穏やかに案内してくれます
店内は4人掛けテーブル席3つ、2人掛けテーブル席1つ。
大テーブル席は対角線に座るため、さほど気になりません
われわれでちょうど満席となり、後続は待ち合い席に。
メニューは、950円からとお高め
先月伺った真狩の「いし豆」さんと同じような価格帯。
温かいお蕎麦でもいいくらいですが、
新そばの季節なので、やっぱり冷たいそばかな
冷やがけ蕎麦もあるんですね
ぶっかけと言わないところが、お上品な感じ。
温かい布おしぼりとそば茶が出されるのも嬉しい
低い窓からは、手入れが行き届いた中庭
漆喰の壁、シンプルで落ち着いた大人の雰囲気。
席は空いたと思ったら、すぐに後続で埋まります。
ホールは、お母さんと若い女性店員さん、
時折ちらりと見える厨房は、ご主人のほかスタッフ3人
25分ほどして、われわれの番に
「甘えびのかき揚げせいろ」 1650円。
鬼嫁は、周りでも頼んでいる人の多い人気メニュー
蕎麦つゆ、猪口、薬味、塩が載った板が先に配膳され、
後から、ざるに盛られたそば、別皿の甘えびのかき揚げ
石臼挽きの自家製粉蕎麦粉を十割で手打ちした
そばは、角がしっかり立って、穏やかな灰緑色
かき揚げは、2個で出されます
まるで2人でシェアすることを想定しているかのよう。
ボクも1個ご相伴にあずかりましたが、
カリッと揚がって、塩が旨みを引き立ててくれます
「玉子納豆おろしそば」 1400円。
ボクはせいろと迷った末、冷やがけ蕎麦から
卵黄を中心に、小葱、鰹節、刻み海苔、きゅうり、
大根おろし、そして、こだわりを感じる黒い納豆
最初は、もちろんそばだけを味わわなくては
のど越しがいいそばは細切りですが、
歯を優しく押し返すコシがあって、歯切れがいい
噛むほどに、そばの風味が鼻から抜けて☆
しばらく余韻を楽しみます
キレのあるつゆをぶっかけ
海苔、鰹節、大根おろし、黒豆納豆、
それぞれのトッピングとそばの相性を確かめ、
最後は大胆に混ぜながら、一気に完食
頃合いを見て出されるそば湯は、
甘酒のような濃厚なとろみがあって絶品
そばは若干少なめでも、満足感はかなり大
先ほどから降り出した雨は止んだようですが、
帰る頃には、待ち合い席や玄関に10人ほどの人が
2007年(平成19年)オープン。
ミシュランガイドにも掲載されたことのある名店。
ボクのB級舌では限界があるので、味は各自ご確認を
札幌市中央区北10西21
手打ちそば こはし
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