一人の時は、またとないチャンス。
久しぶりに、今風じゃない店を開拓しなくっちゃ 三 (/ ^^)/
苗穂通沿いには、人気有名店もありますが、
その前をやり過ごし、ちょっと入っただけで、こんなところが
住宅街にひっそりさり気ない佇まい
暖簾が風除室の中にかかっているけど…
おそるおそる暖簾をくぐると、先客はなく、お母さんが1人。
店内の中央にテーブル席が1つ、小上がり席2卓あるけど、
やっぱり、お一人様はカウンターかな (*^o^*)
おっと、目の前にはたくさんの缶詰が
好きな缶詰を選んで定食にすることができるんだそう
なるほど、小さな黒板には 「カンヅメ定食 500円」 と書いてます。
通常メニューは、カウンターを見上げたところ
先頭のラーメンは三味のほか、月見や玉子とじ、
なっとう、カツラーメンと意外にも種類豊富 o(〃^▽^〃)o
そば、うどん、丼もの、カレー、定食、ジンギスカンも。
厨房のお母さんは、ゆったりしたペースで…
店内の昭和の雰囲気にどっぷり浸っていると
「塩ラーメン」 500円。
ネギ、メンマ、なると、海苔、チャーシュー。
昔ながらのシンプルな顔つきに郷愁をそそられます
丼の淵ギリギリまで盛られているのもありがたい
あっさりしつつも、
ほんのりと生姜を効かせたスープ
スープにマッチするように、
少しやわらかめにゆでた縮れ麺
クラシカルなチャーシューも、
厚みがあって、歯応えがしっかり
ちょっとしょっぱ…
いや、味がしっかり染みてます
完汁した後も、のどが渇きませんでした
「これでワンコインじゃ、商売にならないんじゃないの?」
とお母さんに尋ねると…
「ここで44年になるけど、その前も大通で8年やっててね。
移ってきた時は区画整理の最中で、周りは何もなかったね。
6年前に主人が亡くなってからは、私一人。今日は暇だけど、
平日のお昼は店がいっぱいになるので結構大変なのよ。
でも、みんなが来てくれるし、家賃もかからないから、
何とか一人でも食べていけるのよ…」
四方山話は尽きないけど、
次のお客さんが来たし、お母さん、この辺でね
1974年(昭和49年)のオープン。
お母さんが1人で頑張っている昭和の食堂。
人柄がにじむやさしい味にノスタルジックな気分\(^_^)/
札幌市東区伏古5-4
くぼた食堂
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