この時季になると、毎年決まって妻が「紅葉、紅葉」と騒ぎ出します。
私の住んでいる豊橋から京都までは、新幹線で1時間20分ほど。そうだ京都行こう!って言う気にもなる距離です。11月28日(火)にお休みをいただき、JR東海ツアーズのずらし旅を使い、お得にチケットを購入して行って来ました。
京都は何度も言ってくどいですが、大学時代に4年間暮らした第二の故郷。妻にとっては、2歳まで生活していた生まれ故郷です。
京都駅でずらし旅のクーポンで地下鉄1日券と南禅寺方丈庭園の拝観券をいただいたので、地下鉄を乗り継いで、蹴上駅に行き南禅寺に向かいます。
南禅寺に行くまでも、とても素敵な民家も見事な紅葉です。
JR東海のCMでも有名な南禅寺の三門です。
南禅院前の水路閣に紅葉が美しいです。
南禅寺発祥の地である南禅院。この後屋根の修復工事で2年ほど拝観中止になるそうです。
ここからは方丈庭園です。
南禅寺で湯豆腐でもと思いましたが、妻には長女出産前に食べて嫌な思い出があるため、今回はやめておきました。
平安神宮の前を通り、西に向かいます。
大学時代のツーリングクラブの後輩(と言っても20歳以上も離れていてこの日まで面識はありませんが)が営んでいる、「茶と糀 つきあかり」に来ました。
私は、焼物御膳で魚はサワラを選択です。ここの糀は長野で同じクラブの後輩がやっている西麹屋本舗のものを使っています。
妻はマグロのネギトロ丼。
鰹のお刺身が、脂が乗ってて最高に美味しかった。年寄りには最高の昼ごはんでした。
昼ごはんを食べ終え、三条京阪駅まで歩く途中、こんな板金屋さんを見つけました。
祇園あたりによくあるこんなガス灯のような照明を作ってるみたいです。
そして偶然にも見つけたクラフトショップ。妻は何か買ってます。
このお店で、これからどこへ行くのかと聞かれ、東福寺に行くつもりと伝えたところ、人を見に行くようなものだから、真如堂へ行ってはどうかとアドバイスをいただいたので、予定変更。
途中、岡崎神社に立ち寄ります。ここは多産のウサギが狛犬の代わりに狛兎として鎮座しています。
この横の坂道を登り、金戒光明寺をかすめてお墓の間を抜けていきます。ここは結構人が迷い込んできます。
我々のような年代の女性から道を聞かれたり、シカゴから来た男性から真如堂へ行く道を聞かれたりしました。シカゴからの男性は、翻訳アプリを使いながら、私と一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれます。私も英語はあまりできないけど、こんなやりとりができる旅って大好きです。
お墓の中ですが、こんなに紅葉がきれい。
そうこうしていると、真如堂に到着です。シカゴの男性も感激していました。
真如堂からは東大路の京都大学病院前まで出ました。すると、見たことのあるお店。学生時代に付き合っていた彼女とよく来た喫茶店(妻には内緒🤫)がまだやってました。当時は会話したこともなかったマスターが、その頃の思い出話をすると、よく喋ること。
今日はこれでおしまい。歳だから欲張り過ぎちゃうと疲れるので無理はしない。京都駅でお弁当を買って17:33のひかりで帰ります。
ほうじ茶はつきあかりさんで出していただき、とても美味しかったので買ったもの。実家がお茶屋さんなんですって。切符の下は、自家製のショウガの佃煮。これもとても美味しかったんです。
この日の街歩きは20,000歩ちょっと。やっぱり疲れますね。
この日は色々な人と出会え、とても楽しく過ごせました。人との出会い、これが旅の一番いいところだと改めて思えた旅でした。