憲法改正「賛成」６３％、９条２項「改正」は最多の５３％…読売世論調査
2024/05/03 05:00
改正賛成派の割合は、調査が郵送方式となった２０１５年以降で最も高かった。調査方法が異なるため単純な比較はできないが、面接方式だった０４年調査の６５％に次いで２番目に高かった。
戦争放棄を定めた９条１項を改正する必要は「ない」とした人が７５％（前回７５％）だった。
一方、戦力の不保持などを定めた９条２項を改正する必要が「ある」が５３％（同５１％）で過去最多となり、「ない」の４３％（同４４％）を上回った。
憲法に自衛隊の根拠規定を追加する自民党案について、「賛成」は５６％（同５４％）、「反対」は４０％（同３８％）だった。
・・・後略・・・（読売新聞）
今日は憲法記念日。しかし主な閣僚たちはこの時期毎年恒例の外遊に出掛けているようで、憲法論議は一向に盛り上がってはいないようだ。
去年政治家たちの外遊の事で、あるいは政治と金の問題で国民からあれだけ批判されていたにも拘らず、そんなことは全く意に介していないようだ。
勿論その中には必要があって外遊に出掛けた閣僚達もいるだろうが、殆どは何だかんだと理屈をつけてはいるが、実質は単なる観光だろうと私は推測している（知らんけど）。
憲法の事なんかより、ゴールデンウィークの間に自分達が特権を生かして海外旅行をすることの方が優先なのだろう。しかも公費で。
もうこの国の政治家達は根っから腐りきっているとしか言いようがない。彼らにはもう何も期待はしていないが。
さて上の読売新聞の世論調査の結果だが、世論は憲法改正を支持している人の方が上回っているようだ。
しかし昨日の京都新聞には、共同通信の調査が出ていて、その結果は読売とは逆で、憲法改正を急ぐ必要はないと言うのが６５％くらいだったはずだ。
だから調査会社によって結果は全然違ってくるので、何が民意なのかよく分からない処がある。
急ぐ必要はないって、何時までそんな寝ぼけた事を言っているのかと心底呆れたが、読売の調査を観て少しは安心した。
しかしそれでも賛成派は少なすぎる。少なくても８０％くらいは賛成しないといけないだろう。
普通の感覚を持っていたら、1日でも早く自衛隊の手足をがんじがらめに縛っている憲法９条は改正して、普通の軍隊にしないといけないと思う筈だ。
それがそうならないのは、戦後８０年近く経っても未だにGHQの洗脳が効いているという事なのだろう。
これ程世界の脅威が身近に迫ってきているのに、未だに自分達の国は自分達で守らなければいけないと言う自覚がないのは本当に恐ろしい事だ。
それがイデオロギーから来ているのか、それとも単なる能天気から来ているのか、その辺は良くわからないが・・・。