予習と復習 | アジアの季節風

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アジアの片隅から垣間見える日本や中国、あるいはタイを気負うことなく淡々と語る

 昨日は月2回の息子の家にドラムのレッスンを受けに行く日だった。

 

 外はちょっとだけ雨が降っていたが、いつものように京都駅経由で行くと、京都駅前は相変わらず訪日外国人の客で埋め尽くされていた。

 

 バス停にも沢山の外国人が並んでいたが、私が乗ったバスは観光コースとは外れたコースだったので余裕で座ることが出来て助かった。

 

 息子の家に着くと嫁も交えた3人で20分くらいお喋りをした後、じゃあそろそろ始めますか、という息子の掛け声と共に防音設備が整ったスタジオに入って行った。

 

 息子の家は勿論借家だが、大家さんがわざわざ息子夫婦(嫁もシンガーなので)の為に防音室に改造してくれたのだ。親切な大家さんである。

 

 壁が分厚い(30センチくらいある)ので、元々6畳あった部屋も4畳半くらいの広さになってしまったが・・・。

 

 まあそれは兎も角、昨日は一番最初に習ったジョン・レノンの「イマジン」の、普通のリズムからサビの部分に移る時のパターンを少し変える練習をした。

 

 

 

 

 ほんのちょっと変えるだけなのだが、それが中々難しいのだ。若い人なら簡単にできるのかも知れないが、爺さんには難しい。

 

 結局レッスン中には出来なかったので、家で練習する事にした。家には防音システムはないが、一応電子ドラムセットがあるので練習は出来る。

 

 とはいってもいつもはレッスンに行く前に1、2回練習する程度なのだが・・・。

 

 行く前にするのは準備運動みたいなものだが、今回は忘れない内に復習しておこうという事で、先ほど30分程度練習をしてみた。

 

 それでも少しは出来るようになったが、まだまだ完全ではない。切り替えるタイミングが難しいのだ。

 

 それと手の動きも中々上手く行かない。いつもと違う動きをすると言うのは、この歳になると中々順応できない。

 

 慣れれば何のこと無くできるのだが、慣れるまではやはり体に覚えさせなくてはいけないので、何度も何度も同じことを繰り返さないといけない。

 

 昔小中学校の時は、予習と復習が大事だと先生からよく言われていて、私はそれが大嫌いであまりやらなかったが、今はそれを身に染みて感じている。