私は昔から(20年ほど前からか)武田邦彦先生の話には興味を持ってずっと注目してきた。
この人は政府やマスコミに阿(おもね)ることなく、科学者としての自分が正しいと思う事を勇気をもって主張しておられると感じられたからである。
その為マスコミでは正しいとされてきた事(例えばダイオキシン問題やCO2問題など)とは全く正反対の主張を述べられることも屡々あった。
その結果として地上波テレビ等からは次第に煙たがられるような存在になったようである。
というのもテレビ界というのは、口では多様性が必要だと綺麗ごとを並べてはいるが、実際は異論を封じ、局の方針にそぐわない人は徹底的に排除する世界だからである。
この風潮は本当に危険だと私も思っているので、私としては全面的に納得できる訳ではないにしても、武田先生の話は興味を持って聴いて来たのである。
しかし武田先生の活躍の場はテレビ界では失われ、今はもっぱらユーチューブ動画などのネット世界に移って行ったようである。勿論本も書いておられるが。
それで私も時々だがこの人の専用のチャンネルを覗いたりするのだが、相変わらず興味深く面白い話をされている。その一つがこれだ↓。
今の日本は少子高齢化で、子供をもっと産まないといけないと政府もマスコミも当たり前のように騒いでいるが、本当にそれが良いのかという疑問を投げかけておられる訳だ。
だったら人手不足の問題はどうするのかという処までは、この動画の中では踏み込んではおられないが、それは又いずれどこかで述べられることだろう。