日本人の節目の日がスタートする | アジアの季節風

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アジアの片隅から垣間見える日本や中国、あるいはタイを気負うことなく淡々と語る

 今年も早や3カ月が過ぎ、新しい年度が昨日から始まり、忘れていたカレンダーもさっき1枚めくった処だ。

 

 この4月という月は私にとっても色々思い出深い月ではあるが、役所にとっても新しいスタートを切る重要な日でもある。

 

 しかし日本にはこの日以外にも色んな節目の日があり、この日だけが特別な日だという訳でもない。

 

 例えば日本全体で言えば正月も大きな節目の日だし、

1月17日は阪神淡路大震災の日でもあり、決して忘れてはいけない日である。

 

 また2月11日の建国記念日も我々日本人には大事な日となっているのは当然だし、3月11日は東日本大震災が起こった日なので、これも忘れようがない。。

 

 あるいは沖縄の人達にとっては、6月23日が大事な慰霊の日になっているだろう。

 

 そして8月には広島や長崎に落とされた原爆記念日や終戦の日等忘れてはいけない日が一杯あるし、10月には私の誕生日もある(まあそれはどうでも良いが)。

 

 そして11月3日は、今は文化の日となっているが、戦前は明治節と言って明治天皇の誕生日という非常に大事な日でもあった。

 

 という風に日本人にとって節目となる日は色々あると思えるが、自分にとって何を大事な日にするかはその人によって色々変わる。

 

 これ以外にもバレンタイン・デーとかクリスマスとか欧米から入ってきた記念日みたいなものもあるが、私にとってはどうでも良い日もある。

 

 さて私は何を言いたいかというと、この4月から色んなことがスタートする様である。その一つが2024年問題と言われている政策が施行される。

 

 労働者の労働時間を制限する為の法律という触れ込みだが、特に物流業界の人手不足をより深刻にさせると言って問題視されている。

 

 この政策は、決して労働者の事を考えての事ではなく、だから外国から労働力を入れましょうと言う為の前提作りのようにしか私には見えない。

 

 外国人労働者を大量に受け入れるとどういう問題が起こるか、というのは今の欧米を観れば一目瞭然なのに、今の政府には全くそれが見えないらしい。

 

 また再エネ賦課金が今月から月平均850円(年間1万円)くらい上がる予定のようだ。

 

 我々一般国民としては全く納得できない話で、百害あって一利なしのこんな政策の為に、なんでこんなお金を負担しなければいけないのか。

 

 太陽光パネルを造っているお隣の国と、再エネ議連とそれに群がる業者を儲けさせる為だけではないのか。

 

 更にこの4月からは森林環境税というものも年間1000円程負担させられることになっているらしい。

 

 太陽光パネルを敷き詰める為に山や森林をバサバサと伐採している一方で、森林を守りましょうと言う話は全く矛盾していて訳が分からない。

 

 この他にも、これはこの4月からではないようだが、子育て支援のために社会保険料を上げるとか、国防費を上げる為に税金で負担してもらいたいとか。

 

 このように今の政府は国民からお金を搾り取り、国力を弱める政策ばかりに力を入れているように私には見えて仕方がない。もう何を考えてるんだか・・・。