川勝知事の辞職表明 | アジアの季節風

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川勝平太・静岡県知事が「6月議会をもって辞職」…特定の職業比較発言を踏まえ
2024年4月2日


 静岡県の川勝平太知事は2日、前日に新規採用職員向けの訓示で特定の職業を比較するような発言をしたことを踏まえ、「今年の6月県議会をもって職を辞そうと思っている」と述べ、知事を辞職する意向を表明した。4期目の知事の任期は来年7月4日まで。

 知事は1日の訓示で、「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと述べた。

 これまでも物議を醸す発言を繰り返しており、昨年7月の県議会で、知事不信任決議案が1票差で否決された際には、「不信任案を極めて重く受け止めている。不適切言動があった場合は辞める」と発言していた。(読売新聞)

 

 上記の通りの差別発言によって、この男(敢えてこういう言い方をする)も遂に辞任に追い込まれたことは、日本の国益にとっては非常に良かったと思う。

 

 それでなくても一人でリニア・モーターカーの開業を何だかんだと難癖をつけて大幅に遅らせ、日本の国益を大きく損なっていた張本人だったからだ。

 

 当初は2027年までに東京-名古屋間を開通させる予定だったが、この男の妨害によってそれが2034年以降になってしまった、とつい先日報道された処だ。

 

 つまり7年以上も遅らせれたことになる。それは結果的にリニアで日本と競争している中国を喜ばせることにもなっている。

 

 なんでこんな男が静岡県知事を4期にも渡って出来ているのか、なんで静岡県の有権者はこんな男を何度も県知事に選び続けたのか?。

 

 私にはさっぱり分からないし、恐らく日本中の殆どの人からもそう思われていただろうが、何か我々には分からない魅力がこの男にはあったのだろうか?。

 

 兎に角この男が知事を辞めることによって、リニアの工事はやっと正常に戻すことが出来ると期待したいが、その為にも次の知事選は非常に大事だ。

 

 ただ以前にも何かの責任を取って賞与か給与を返上すると公言しながら、ほとぼりが冷めると黙って受け取っていたような狡い男だから、今回も辞任するという約束を守るかどうかは怪しいが・・・。