卒業シーズンになると | アジアの季節風

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アジアの片隅から垣間見える日本や中国、あるいはタイを気負うことなく淡々と語る

 3月も半ばを過ぎて卒業シーズンを迎えたのだろうか、昨日の昼前に近所のショッピングセンターに出掛けたら、着物に袴姿の女子大生を何人も見かけた。

 

 私は以前からこの姿を見るのが何故か大好きだが、何故なのか考えてみると、やはり明治から昭和初期にかけてのイメージがあるからだろう。

 

 夏目漱石の「三四郎」に出てくる女学生のイメージとか、大正ロマンのイメージがあって、日本の古き良き時代と結びつくのだ。

 

(サイトより)

 

 着物に袴という純日本的なスタイルに、髪型とかブーツなどは西洋的でそのちぐはぐさが文明開化的で、私には逆に魅力的に見えるのである。

 

 こんな魅力的な衣装を何故卒業式の時だけに着るのか、私は勿体ないと思うのでもっと日常的に着てほしいと思うのだが、それは無理な話か?。

 

 ついでに男子学生も明治・大正時代の書生の様な服を着てくれれば、シャキッとした気持ちになれるだろうにな、と思ってしまう。

 

(こんなイメージ)

 

 自分はとてもそんなファッションをする勇気もない癖に、勝手なことを言ってまことにスミマセン(笑)。