遺産相続 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

財産をたくさん残しても、後々の揉め事になるなら残さない方がいいと開き直ったところで、子どもに残すような財産なんてない我家には無縁の話。(笑)

 

朝ドラ『虎に翼』では、寅ちゃんの元学友が夫が亡くなったために、遺産相続で家族が揉めたのが先週のお話。

遺産は、妻が3分の一、あとの3分の一を兄弟3人で分けると言うのが、改正民法の振り分けのようでした。

結局妻である学友が、自分の取り分を放棄することにし、3人の兄弟で分けることに落ち着いたと言うのが成り行きでした。

そこには、まだまだ妻を家に縛ろうとする罠が見て取れたので、法律を知る学友は、潔く放棄することで自分の自由を勝ち取ったと言うわけです。

 

初めは嫡男の長男が、家を護るためと言う昔ながらの家制度を盾に、全財産をもらう権利があるようなことを言っていたが、新民法の前では従うしかないことに気が付いたようです。

お金の前では、誰もがあのように貪欲になるものかと、人間の業の深さを見せられた週だった。

 

現民法では、妻は2分の一、あとの2分の一を子どもたちで分けるだったかと思います。

実際は、母親が生きている場合、家もそのまま母親が住むし、財産のことも母親に任せておく人の方が多いのではないでしょうか。

両親が亡くなって初めて、遺産整理をする人がほとんどのような気がします。

私の実家も夫の実家も、もうきれいに遺産分与は終わっています。

あとは夫の実家の処分だけです。

これが大変なんですけどね。

 

さて、今日の日経の夕刊にこんな記事を目にしました。

 

バフェット氏の「遺言」

遺産20兆円 子供の財団へ

 

米投資会社パークシャー・ハザウェイを率いる著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、自社株53億ドル相当をビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団とバフェット氏の3人の子どもたちが運営する慈善団体に寄付すると発表したそうです。

ほぼ全額、慈善事業に寄付されるそうです。

「私たちほど幸運でなかった人たちを助けるために」使うべきだと語ったそうです。

 

アメリカでは特に、富豪ほど慈善事業に手を出すようです。

野球の大谷くんでも、各学校にグローブを寄付したり、子どもたちの施設にエアーシリーズのマットを寄付したり、留学資金を出していると聞いたことがあります。

能登半島地震の被災者に100万ドルの寄付をしたという話も聞きました。

お金があるから出来ることと言ってしまえばそれまでですが、彼の場合は、そうするために頑張っているように感じさせることに凄さを感じます。

 

遺産相続から逸脱してしまいましたが、お金を生きたお金にしている人たちを尊敬します。

 

私たち庶民に出来ることは、子どもに借金を残さない。

少しでも残せるお金があるなら、子どもたちに等分にして渡してやりたい。

その前に、自分たちが子どもの世話にならないよう、生き抜くことが大事ですね。(笑)