私の席の隣が、孫太郎の幼稚園でのお友だちのママ。
40過ぎて生まれた子だとのことで、ママはそこそこ年齢がいっていてしっかり者である。
明るいママなので、仲良くしている。
専業主婦だとのこと。
難しい議題は特になかった。
コロナのおかげで、町内と小学校との合同運動会はなくなった。
ただ夏祭りだけは、昨年から再開されたのだが、問題が残った。
テント設営の際、猛暑で熱中症で倒れた役員が二人いると言うのだ。
そこで、すべて業者に委託し、場所も公園に替えて、規模を縮小し、恐らく盆踊りや花火はなしになると思う。
騒音問題が起きるから、住宅街の中の公園では無理であろう。
ま、寂しくはなりますが、役員の仕事も減るだろうから良かったのかもしれない。
もう片方のお隣さんは、例の会長職を退いた高齢のオバサマです。
今回はさすがに息子さんが出席されました。
だったら最初から息子さんが出てあげればよかったのに、って思いました。
「お母様のお身体の具合はどうですか?」
とお尋ねしたら、
「ありがとうございます。今は元気にしています」
との返事。
「でも、今までは要支援だったんですが、要介護になりましてねえ」って。
「え?それって大変なことじゃないですか」
「ちょっと認知が入ってきたんです。でも、体は元気です」
「お母様っておいくつなんですか?」
「86です」
「え!そんなにお年だったんですか。そんな風には見えませんでしたけどね」
「体は元気なんですよ」
家に帰って夫にその話をしたら、
「86歳!?そんな人に会長職なんか押し付けたらいかんわ~」
って憤慨しておりました。だよねえ。