旅録「越前大仏」 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

あはは、いきなり旅録になってしまいました。

2泊3日のドライブ旅行は、見どころ満載、な~んてね。

富山のホテルに泊ったのですが、今、富山は能登地震の打撃を受けていることから、「北陸応援割」を実施していたのです。

「とやま応援クーポン」が、ホテルでもらえたのですが、これがまた高齢者には優しくない面倒くさいもので、つまりは、スマホで手続しなければならない代物なのです。

こういうことになると意地になっても頑張る夫なので(笑)見事にクーポンをゲットし、お土産を買って帰りました。

お金を払う時も、スマホでやるのです。

ゼッタイリタイアするお年寄りがいっぱいいると思いますよ。

 

さて、帰り道の話。

富山から実は白山市に入り、例のハーブ園に向かったのです。

ホームページを見たら営業中とあったのです。

今回の旅行目的の一つであった「ハーブティー」のゲットです。

 

 

なんともう一度見直したら、冬季休業中だったというお粗末なお話。

ショックが大き過ぎた。(--〆)

 

そこから福井は勝山に抜けたのです。

勝山はこれと言って特徴のある町ではありません。

なので、恐竜博物館などに力を入れて、観光客を呼ぼうとしているのですが、もう一つここには「越前大仏」がおられるのです。

ご存じの人は、案外少ないかもしれません。

この大仏様、臨済宗妙心寺派のお寺、清大寺におられるのです。

立派な昭和のお寺です。

大実業家の多田清翁の一大願心で建立されたお寺なのです。

まず、駐車場でビックリ。

仏像がお迎えしてくれているのです。

 

 

そして、その寺の大きさにビックリ。

 

 

 

さらには、お御堂の中に入ってビックリ。

これが「越前大仏」です。

奈良の大仏様より大きいそうです。

 

 

大仏の横には、何千体もの仏像が鎮座しているのです。

 

極めつけは、五重塔。

エレベーターで上まで上れます。

 

 

どれだけの私財を投げうったのでしょうか。

昭和62年に建立された清大寺ですが、宗教法人として認証されたのは平成14年だそうです。

新しいお寺でしたが、年月が経ってくると、それなりに重厚さが出てきて、しっくりしてきたような気がします。

一度訪れてみたいと思っていたので、行けて良かったです。

でもね、いろいろきな臭いお寺でもあるのです。

40億円余りの滞納があるとか、五重塔は売りに出ているとか。

何より日曜日だと言うのに、観光客が少ない。

ちょっとやり過ぎ感のあるお寺ではあります。

 

すぐ近くにこれまた勝山城が。

いろいろ頑張っていますよ、勝山市。

でも、これもどうなんでしょうねえ。

 

田んぼの中にスクッと建っている姿もなんだかねえ。
 

清大寺全容

(画像はお借りしました)

 

周りは、山と田んぼ。